昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~ (十二) ピンク光線にまいったか!

2015-04-24 08:54:31 | 小説
サングラス姿の彼に、由香里は目を丸くした。 「どうしたの、それ。でも、かっこいいよ。麻由美も『ステキね』って、言ってた」 「だろう? 由香里ちゃんがお友達に僕のこと、自慢してるみたいだったからさ。大人の雰囲気を、醸し出そうと思ってね」 まさか、別れた恋人がこのデパートに勤務しているから、とは言えなかった。 . . . 本文を読む

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