22日(金)。先日の株主総会で当社の監査役が交代したことから、昨夕,S旧監査役の慰労会兼N新監査役の歓迎会を新橋第一ホテルの中華料理店で開きました S旧監査役は業務引き継ぎと特命事項のため来年秋まで当社に残ります ビールで乾杯して,その後は老酒に移りました 料理はどれも美味しく,U専務の要望で北京ダックが緊急に追加されました 8時半ごろ解散となり,新旧監査役とE部長と私の4人で,HCビル地下のKに流れ10時過ぎまで飲みました E部長はお店のママから「昨日おいでになると聞いていたので,お待ちしてましたのに・・・・・」と詰め寄られ,「そ,その予定だったんだけど,串焼きRを出てこっちに向かうとき,後ろからテナントSのFが背後霊のように憑いてきたんで,六本木に行ってしまったのです・・・・・また明日,出直して来るから・・・・」と苦しい言い訳をしていました.私はRの途中でコンサートに行ってしまったので,E部長がそんな約束をしていたとは知りませんでした また,新しい約束なんかしちゃったようだけど,オレしらねーよ,そんなこと という訳で今朝は頭が頭痛で痛いのです.今日の朝の新聞の朝刊がまともに読めないのです
閑話休題
貴城けい著「宝塚式”ブスの25箇条”に学ぶ”美人”養成講座」(講談社+α文庫)を読み終わりました。私は宝塚ファンではありませんし、貴城けいという人もこの本を読むまでまったく知りませんでした。書店でこの本を見て、何気なく手にとってパラパラと立ち読みしたら面白そうだったので思わずレジに持っていきました
貴城(たかしろ)けいさんは元宝塚歌劇団宙組男役トップスターで,女優です 1992年,第78期生として宝塚歌劇団に入団,雪組に配属.2006年の「ベルサイユのばら」ではオスカル役(星組),役替りでアンドレ役(雪組)を務め話題となりました 2006年5月,宙組に組替えし,男役トップスターに就任,2007年に歌劇団を退団し女優としての活動を開始しました
宝塚歌劇団のモットーは「清く,正しく,美しく」だそうですが,諸先輩から受け継がれてきた様々なしきたりがあるそうです 「歌劇団関係者に会ったら必ずあいさつをする」「学校の廊下は端を1列になって歩く.角は直角に曲がる」「登下校は2列縦隊に整列して行う」などです.これに限らず、宝塚歌劇団は競争が激しく、相当躾が厳しいところのようです
タイトルになっている「ブスの25箇条」は,”とある時期”から,宝塚歌劇団の”とある場所”に貼りだされていたものだそうです 「誰が書いたのか,いつから貼られていたのか,誰に聞いてもわからない」とのことです 「こんなことをしたらブスになる」という25の項目です
全体は次の5つの章からなっています。
第1章「美人の基本は笑顔です」
第2章「自分がわかれば美人に近づきます」
第3章「美人は人のせいにしません」
第4章「一緒にいると幸せになる、それが美人です」
第5章「強い想いが美人をつくります」
例えば第1章の「美人の基本は笑顔です」にはブスの条件として次のようなことが書かれています。
1.笑顔がない
2.お礼を言わない
3.おいしいと言わない
4.目が輝いていない
5.精気がない
6.いつも口がへの字の形をしている
この本を読んでいて素直に納得できるのは、彼女は自らの宝塚時代の経験を通して「25箇条」を語っているからです。これが、他の本の引用や、経験に基づかない頭だけで考えたものなら,誰もが”空理空論”として相手にしないでしょう 言うだけなら,書くだけなら,誰にでもできるからです それにしても,この手のタイトルの本はブスには書けないでしょうね
読み終わったこの本を食卓の上に置いておくことにします。わが家には20代の娘と息子がいます。さて、どちらがこの本を手に取るか・・・・・・今夜家に帰ってきてからが楽しみです