2日(火)。昨日の朝、マンションのメールボックスから新聞がはみ出していました 例年のことですが、新聞各紙の元旦号は特大増ページです。朝日は別刷りを含めて114ページ、日経は104ページありました。これではメールボックスに納まるわけがありません
私が新聞関係団体に務めていた現役時代には、沖縄2紙(沖縄タイムス、琉球新報)が「元旦号ページ数日本一」争いを繰り広げていましたが、最近はどうなんでしょうか
ということで、わが家に来てから今日で1189日目を迎え、大阪市の「ヘソプロダクション」が手掛けた「忖度まんじゅう」が 販売開始から半年で8万箱を売るヒット商品になった というニュースを見て感想を述べるモコタロです
東京だったらモリカケ蕎麦だ さすがは商人の街 大阪 饅頭だけにアンが良かった
昨夜、読書のBGMにと思ってFM放送を点けたらウィーン・フィル ニューイヤーコンサートの生中継を放送していました プログラムはどうやら後半に入っているようでした。今年の指揮者は帝王リッカルド・ムーティ―です 演奏後の奥田氏の解説を聞いていて「ああ、そうだったのか」とあらためて思ったことがあります アンコールは1曲目が「美しく青きドナウ」で2曲目が「ラデツキー行進曲」だとばかり思っていたのですが、どうやらこの2曲の前に1曲あり、今年は「ポルカ”雷鳴と電光”」だったとのことです つまり アンコールは3曲あり、1曲目はその時々の指揮者が考え、2曲目の「美しく青きドナウ」と3曲目の「ラデツキー行進曲」は不動の楽曲だということです 今まで勘違いしていました。テレビは観ないし、FMも気が向かないと聴かないので、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートから すっかり遠のいている自分に あらためた気が付きました
2018年の聴き初めは、ヒラリー・ハーン「バッハ ヴァイオリン&ヴォイス」(2008年12月、2009年4月録音)でした このCDは、J.S.バッハの受難曲やカンタータのアリアやデュエットのヴォーカル・ラインにつけられたヴァイオリン・オブリガートに焦点を当てたアルバムです ソプラノのクリスティ―ネ・シェーファー、バリトンのマティアス・ゲルネが歌い、ヒラリー・ハーンがオブリガートをつけ、アレクサンダー・リープライヒ指揮ミュンヘン室内管弦楽団がバックを担当しています
バッハの宗教曲は、2000年から定期会員になっている「バッハ・コレギウム・ジャパン」を中心に聴いてきましたが、その都度、コンマスの若松夏美さんの演奏するオブリガートに魅力を感じていました このCDの1曲目に収録されている「マタイ受難曲」の第51曲のアリア「私のイエスを返してくれ!」、2曲目の「カンタータ第140番『目覚めよ、とわれらに声が呼びかける』」から第3曲のデュエット「いつ来てくださるのですか、私の救いよ」をはじめ、どの曲もヒラリー・ハーンの美しいヴァイオリンがボーカルに寄り添っています
次いで聴いたのはモーツアルト「ラウダーテ・ドミヌム」(1979年録音)です 2枚組CDに収録された宗教曲のうち「ヴェスペレ(証聖者のための晩課)K.339」の第5曲「ラウダーテ・ドミヌム(主をほめたたえよ)」です
この曲は、アカデミー賞作品賞を受賞したアメリカ映画「ムーンライト」(昨年4月19日付当ブログ参照)の序盤で、また 昨年12月に公開されたチェコ・イギリス合作映画「プラハのモーツアルト 魅惑のマスカレード」(同12月6日付当ブログ)のエンドロールで効果的に使われていました モーツアルトのザルツブルク時代の作品ですが、天国的な美しさです
ということで、今年はバッハとモーツアルトで幕が開いたわけですが、どんな曲との出会いが、あるいは再発見があるのか、今から楽しみです
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