一週間ほど前「Frettatiminn」(The Newstime)という各戸に無料配布される週刊紙(厚めのタブロイド紙で週間文春のような週刊誌とは違います)から連絡がありました。「最近新しいスシバーが増えているが、その味はどうなのか日本人数名に試食して品評してもらいたい」とのこと。
日本ではお寿司の品評など専門家の領域でしょうが、ここアイスランドでは日本人は「日本のこと全て」の専門家とみなされているようで。にわかスシ評論家です。
で、邦人三人が試食に招かれました。私の他に邦人カップルの方。実はこの時が私は初対面で、奥様の方が前回書きましたように「同郷の人」八王子出身の方なのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/5f/cf36a1a676eecf6367dc65666bdc330b.jpg)
レイキャビク、ダウンタウンの回転ズシ店
今回はテイクアウト用のスシの「鑑定」ということで、異なる三店から買ってこられたものです。といってもスシバーから直接買ってきたわけではなく、各スシバーが販売を依頼している普通のスーパーやお店からの品物になります。
新聞社の地下の質素なカフェテリアで「鑑定」開始。お店の名前を伏して一品目が供されます。なぜか飲み物としてソーダ水。しかも味付き。「お寿司には緑茶かビール、日本酒が合うんですよ」とアドバイス。そこから始まるのかよ?
一品目は「シャリが固い」ということで三人の意見が一致。二品目は逆にごはんがやたらクチャクチャしている感がありました。これは私の個人的感想。三品目もやはりごはんがイマイチの感じです。
どうしても日本人の感覚からすると「シャリ」に引っかかってしまうようです。作り方は向上するものでしょうが、米そのものの質というものもありますからね。
日本人の感覚からの「鑑定」ではどうしても評価は辛口になってしまいます。それで終わっては何も残らないでつまらないと思っていると、どのスシがどのスシバーのものであるかが知らされました。
ところがその中のひとつはワタシが仲良くしてもらっている邦人女性(しかも美人)の方の家族が最近立ち上げたもの。あまり辛口がストレートになって評判を落とすようなことになってはたまりません。美人の女将さんは毎朝4時から一生懸命おスシを作っているというのに。
印刷に回す前にゲラを見せてもらいましたが、担当した女性記者さん結構ズバズバ書き過ぎてます。こちらがしゃべっていることは、別に作業途中のおしゃべりのようなものなんで、もう少し意を汲んで欲しかったのに。ヤバッ。こんなのがもとで美人女将に嫌われたらとんだとばっちりになります。表現を柔らかにして、それでも嘘にはならないような書き換えをお願いしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/71/debc00c4363fd93f5d11044f68d95354.jpg)
アイスランドで最近人気のスシスタイル!
今回はテイクアウト用のスシだけだったので、中身も巻ズシが多くネタにも変化が乏しい感じがしました。委託販売の店でどんな扱い方をしているのかも不明ですし、これだけでのスシバー評価はかなり不公平な感じもします。
スシバー自体では随分創作的なスシも出始めていますし、お店で直に注文し、メニューの多彩さや独自性を仲介屋の要素を取り除いて(保管の状態とか、古いものが残っていないとか)ところまで見てから「鑑定」するのが公明正大というものでしょう。
というわけで「Frettatiminn」紙にはもう一回この企画をと、勧めてみる魂胆です。次回はちゃんとスシバーを訪ねる食べ歩き。もちろん紙の招待で! (^_-)☆
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori アット gmail.com
日本ではお寿司の品評など専門家の領域でしょうが、ここアイスランドでは日本人は「日本のこと全て」の専門家とみなされているようで。にわかスシ評論家です。
で、邦人三人が試食に招かれました。私の他に邦人カップルの方。実はこの時が私は初対面で、奥様の方が前回書きましたように「同郷の人」八王子出身の方なのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/5f/cf36a1a676eecf6367dc65666bdc330b.jpg)
レイキャビク、ダウンタウンの回転ズシ店
今回はテイクアウト用のスシの「鑑定」ということで、異なる三店から買ってこられたものです。といってもスシバーから直接買ってきたわけではなく、各スシバーが販売を依頼している普通のスーパーやお店からの品物になります。
新聞社の地下の質素なカフェテリアで「鑑定」開始。お店の名前を伏して一品目が供されます。なぜか飲み物としてソーダ水。しかも味付き。「お寿司には緑茶かビール、日本酒が合うんですよ」とアドバイス。そこから始まるのかよ?
一品目は「シャリが固い」ということで三人の意見が一致。二品目は逆にごはんがやたらクチャクチャしている感がありました。これは私の個人的感想。三品目もやはりごはんがイマイチの感じです。
どうしても日本人の感覚からすると「シャリ」に引っかかってしまうようです。作り方は向上するものでしょうが、米そのものの質というものもありますからね。
日本人の感覚からの「鑑定」ではどうしても評価は辛口になってしまいます。それで終わっては何も残らないでつまらないと思っていると、どのスシがどのスシバーのものであるかが知らされました。
ところがその中のひとつはワタシが仲良くしてもらっている邦人女性(しかも美人)の方の家族が最近立ち上げたもの。あまり辛口がストレートになって評判を落とすようなことになってはたまりません。美人の女将さんは毎朝4時から一生懸命おスシを作っているというのに。
印刷に回す前にゲラを見せてもらいましたが、担当した女性記者さん結構ズバズバ書き過ぎてます。こちらがしゃべっていることは、別に作業途中のおしゃべりのようなものなんで、もう少し意を汲んで欲しかったのに。ヤバッ。こんなのがもとで美人女将に嫌われたらとんだとばっちりになります。表現を柔らかにして、それでも嘘にはならないような書き換えをお願いしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/71/debc00c4363fd93f5d11044f68d95354.jpg)
アイスランドで最近人気のスシスタイル!
今回はテイクアウト用のスシだけだったので、中身も巻ズシが多くネタにも変化が乏しい感じがしました。委託販売の店でどんな扱い方をしているのかも不明ですし、これだけでのスシバー評価はかなり不公平な感じもします。
スシバー自体では随分創作的なスシも出始めていますし、お店で直に注文し、メニューの多彩さや独自性を仲介屋の要素を取り除いて(保管の状態とか、古いものが残っていないとか)ところまで見てから「鑑定」するのが公明正大というものでしょう。
というわけで「Frettatiminn」紙にはもう一回この企画をと、勧めてみる魂胆です。次回はちゃんとスシバーを訪ねる食べ歩き。もちろん紙の招待で! (^_-)☆
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori アット gmail.com