こんにちは/こんばんは。
「そしてあなたは 秋に変わった」Septemberとなりました。さすがにもう九月初めにSeptemberがラジオから流れてくることなないのでしょうか?竹内まりやさんのこの歌、ヒットしたのは1979年。四十二年前か!?

September 竹内まりやさん 24歳の頃
Myndin er ur News1242.com
懐かしいSeptemberはこちら
九月になってデジタル庁が正式に発足したのですね。木曜日のNスタでその関連のニュースを扱っていました。その中で「行政手続きのオンライン利用率」の高い国は?というようなものがありました。
トップはなんとアイスランド。二位はスウェーデン、三位デンマーク。ついでエストニアで、五位がノルウェーとか。なんか男女同権度のランキングみたいな顔ぶれですね。日本は三十位なのだそうです。
確かに何かの手続きのためにどこかへ出かけていく、ということは少なくなったと思います。薬の処方箋の更新もオンラインでできるし、銀行口座の開設も、車のローンの申請もオンラインですね。
でも車(かっこいいマツダのCX–3)を購入した際にはさすがにディーラーまで出向きました。あと、歯医者さんも。当たり前か。それに歯医者さんは治療であって行政手続きじゃない。
こちらでは運転免許もデジタル式のものが認められるようになりました。ただし国内限定。私も申請して(オンライン)取得し(無料)、iPhoneに入っています。免許は身分証明書にもなるので -というか身分証明として使うことの方が圧倒的に多い- これはかなり重宝しています。
(*と、書いた直後のニュースで見たのですが、このデジタル免許、Photoshopかなんかで簡単に偽造でき、未成年がお酒を買ったりする事例が多いので、酒屋やディスコでは身分証としては受け付けなくなったのだそうです)
ちなみにデジタル化とはちょっと違いますが、キャッシュレス化もかなり進んでいます。大袈裟ではなくて、現金に触ることって本当に稀になっています。すべてカードです。

これが私のデジタル運転免許 要するに免許証の写真版
ただワタシ、個人的には遅れていましてApple payはまだ使ったことがありません。始めに乗り遅れると、「今更〜?」みたいになって恥ずかしくなってきます。これが「老人」ということか?
テクノロジーの発達はまことにめざましいものがあるのですが、それに付いていくということは必ずしも容易いことはないようです。
最近付き合いしだした新しいテクノロジーがあります。それは調理器具です。圧力鍋とかスロークッカー(低温調理器)とか、以前からあったものなのでしょうが、最近はそれらが一体化したものが人気になっているようです。
圧力鍋は「買おうかな?」と考えた時期もあったのですが、なんとなく怖いイメージがあってビビっていました。「世界の何だコレミステリー」かなんかでやってたんですよ、「圧力鍋の爆発」ミステリー。
でも最近のは、使い方さえ承知していればそんなに怖がる必要はない、ということもわかってきました。

Nijna Foodi OP300
で、私が購入したのはNinjaというメーカーのFoodiOP300という多目的トイ... いやいや調理器です。圧力鍋、低温調理器、グリル器、蒸し器等の用途を併せ持っているとのこと。優れものです。本当に機能するならば。
使い方はかなり煩雑で、ある程度「勉強」してからでないとうまく使えません。まあ、それは人によるかな?失敗することを気にせず、始めから使う人もいるでしょうが、ワタシは慎重派なのです。
いろいろYoutubeの動画を見たりして、機能を頭に入れてから、実際に圧力鍋機能を使って、ビーフシチューを作ってみました。煮込みは少し長めの時間を取って三十五分。圧力を高める準備に八分程度かかりましたし、圧力を下げるのにも二分はかかりましたので、実際は五十分足らずの調理となりました。
もちろん、具材を切ったり、始めに肉に焼き色を付けるとかの工程もありますので、調理時間全体は一時間半くらいかな?それでも普通に「二時間煮る」とかに比べたら短時間ですみます。
ビーフシチューは三十五分で充分に柔らかく仕上がりました。なかなか使える!
ちなみに白米は二分で炊けるそうです。でも前後の八分プラス二分があるので、ホントは十二分。

圧力鍋機能で作ったシチュー
その次には低温調理(スロークッキング)機能を使って、ロールキャベツを作ってみました。ロールキャベツですが、挽肉ではなく牛肉のモモ肉のスライスを使ったレシピ。
ジャガイモやニンジン、ブロッコリーも一緒にポットに入れて調理します。これは六時間の調理時間に設定。一旦調理が始まれば放っておいてよいので、その点は楽です。火とかは使っていないし、その場にいる必要もなし。外出もOK。
六時間後に覗いてみると、肉はホロホロに柔らかくなっていました。それはそういうものでしょうが、驚いたのはブロッコリーがそのままそこに形を残して柔らかくなっていたこと。普通の煮込みなら三十分で消えちゃいますよね、ブロッコリー。
圧力鍋機能にしてもスロークッキング機能にしても、このFoodiちゃんでの調理というのは、基本的にはすべての食材を始めに全部詰め込んで、後はお任せ、という原則になります。
ですが、よっぽどのベテランでない限り、始めから完成時の味を予想してスパイスや出汁を、ピッタリと仕込める人はいないでしょう。というわけで、セットした調理時間終了後に味を整える必要があるようです。ワタシの場合は必要でした、二回とも。
考えてしまう第一の点はこのことで、料理を楽しみたいのであれば、やはり時間かけても、味をみながら普通に煮込む方がいいかなあ?という気がします。
今の時点では、まだグリル機能や蒸し器機能は試していないのですが。考え込んでしまうことの第二は、例えば圧力鍋、グリル、スロークッキングで重なり合う部分がかなりあることです。
例えばシチューをスロークッキングで作ることもできるし、ポット・ステーキなどもグリルでも、圧力鍋でも作ることができます。どちらが良いのか?わざわざ作り比べの実験をしているYotuberのおばさんもいました。


上・調理前はこんな感じ 下・出来上がり
多分、使っているうちに、「なにをどの機能で調理するか」について、自分なりの「仕分け」ができていくのでしょうが、ワタシ的には、なんというか、単純な料理を「わざわざ複雑にしている」感が拭えないですね。
私は多分、Foodiを使う「利便性」というか「効能」がはっきりしている時はFoodiを使う、ということになろうかと思います。
慣れていないこともあろうかと思いますが、「全部まとめてお任せ」式の調理は、自分には合わないなあ、という感じ。
ただ、公平に考えてみて、例えばアパートに独り住まいの方で、あまり料理を大々的にする環境にない、あるいはその時間がない、とかいう人、さらには料理なんてしたくない、という方には、非常に便利な調理器なのではないでしょうか?
焼く、煮る、蒸す、炊く。全部できるのでキッチンが小さい環境では重宝することでしょう。
なんだかんだ言いながら、私もFoodiを楽しんでいます。テクノロジーの発展に乗り遅れないようにするためにも役立ちますし、なんというか、おもちゃ?(*^^*)
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
Facebook: Toma Toshiki
「そしてあなたは 秋に変わった」Septemberとなりました。さすがにもう九月初めにSeptemberがラジオから流れてくることなないのでしょうか?竹内まりやさんのこの歌、ヒットしたのは1979年。四十二年前か!?

September 竹内まりやさん 24歳の頃
Myndin er ur News1242.com
懐かしいSeptemberはこちら
九月になってデジタル庁が正式に発足したのですね。木曜日のNスタでその関連のニュースを扱っていました。その中で「行政手続きのオンライン利用率」の高い国は?というようなものがありました。
トップはなんとアイスランド。二位はスウェーデン、三位デンマーク。ついでエストニアで、五位がノルウェーとか。なんか男女同権度のランキングみたいな顔ぶれですね。日本は三十位なのだそうです。
確かに何かの手続きのためにどこかへ出かけていく、ということは少なくなったと思います。薬の処方箋の更新もオンラインでできるし、銀行口座の開設も、車のローンの申請もオンラインですね。
でも車(かっこいいマツダのCX–3)を購入した際にはさすがにディーラーまで出向きました。あと、歯医者さんも。当たり前か。それに歯医者さんは治療であって行政手続きじゃない。
こちらでは運転免許もデジタル式のものが認められるようになりました。ただし国内限定。私も申請して(オンライン)取得し(無料)、iPhoneに入っています。免許は身分証明書にもなるので -というか身分証明として使うことの方が圧倒的に多い- これはかなり重宝しています。
(*と、書いた直後のニュースで見たのですが、このデジタル免許、Photoshopかなんかで簡単に偽造でき、未成年がお酒を買ったりする事例が多いので、酒屋やディスコでは身分証としては受け付けなくなったのだそうです)
ちなみにデジタル化とはちょっと違いますが、キャッシュレス化もかなり進んでいます。大袈裟ではなくて、現金に触ることって本当に稀になっています。すべてカードです。

これが私のデジタル運転免許 要するに免許証の写真版
ただワタシ、個人的には遅れていましてApple payはまだ使ったことがありません。始めに乗り遅れると、「今更〜?」みたいになって恥ずかしくなってきます。これが「老人」ということか?
テクノロジーの発達はまことにめざましいものがあるのですが、それに付いていくということは必ずしも容易いことはないようです。
最近付き合いしだした新しいテクノロジーがあります。それは調理器具です。圧力鍋とかスロークッカー(低温調理器)とか、以前からあったものなのでしょうが、最近はそれらが一体化したものが人気になっているようです。
圧力鍋は「買おうかな?」と考えた時期もあったのですが、なんとなく怖いイメージがあってビビっていました。「世界の何だコレミステリー」かなんかでやってたんですよ、「圧力鍋の爆発」ミステリー。
でも最近のは、使い方さえ承知していればそんなに怖がる必要はない、ということもわかってきました。

Nijna Foodi OP300
で、私が購入したのはNinjaというメーカーのFoodiOP300という多目的トイ... いやいや調理器です。圧力鍋、低温調理器、グリル器、蒸し器等の用途を併せ持っているとのこと。優れものです。本当に機能するならば。
使い方はかなり煩雑で、ある程度「勉強」してからでないとうまく使えません。まあ、それは人によるかな?失敗することを気にせず、始めから使う人もいるでしょうが、ワタシは慎重派なのです。
いろいろYoutubeの動画を見たりして、機能を頭に入れてから、実際に圧力鍋機能を使って、ビーフシチューを作ってみました。煮込みは少し長めの時間を取って三十五分。圧力を高める準備に八分程度かかりましたし、圧力を下げるのにも二分はかかりましたので、実際は五十分足らずの調理となりました。
もちろん、具材を切ったり、始めに肉に焼き色を付けるとかの工程もありますので、調理時間全体は一時間半くらいかな?それでも普通に「二時間煮る」とかに比べたら短時間ですみます。
ビーフシチューは三十五分で充分に柔らかく仕上がりました。なかなか使える!
ちなみに白米は二分で炊けるそうです。でも前後の八分プラス二分があるので、ホントは十二分。

圧力鍋機能で作ったシチュー
その次には低温調理(スロークッキング)機能を使って、ロールキャベツを作ってみました。ロールキャベツですが、挽肉ではなく牛肉のモモ肉のスライスを使ったレシピ。
ジャガイモやニンジン、ブロッコリーも一緒にポットに入れて調理します。これは六時間の調理時間に設定。一旦調理が始まれば放っておいてよいので、その点は楽です。火とかは使っていないし、その場にいる必要もなし。外出もOK。
六時間後に覗いてみると、肉はホロホロに柔らかくなっていました。それはそういうものでしょうが、驚いたのはブロッコリーがそのままそこに形を残して柔らかくなっていたこと。普通の煮込みなら三十分で消えちゃいますよね、ブロッコリー。
圧力鍋機能にしてもスロークッキング機能にしても、このFoodiちゃんでの調理というのは、基本的にはすべての食材を始めに全部詰め込んで、後はお任せ、という原則になります。
ですが、よっぽどのベテランでない限り、始めから完成時の味を予想してスパイスや出汁を、ピッタリと仕込める人はいないでしょう。というわけで、セットした調理時間終了後に味を整える必要があるようです。ワタシの場合は必要でした、二回とも。
考えてしまう第一の点はこのことで、料理を楽しみたいのであれば、やはり時間かけても、味をみながら普通に煮込む方がいいかなあ?という気がします。
今の時点では、まだグリル機能や蒸し器機能は試していないのですが。考え込んでしまうことの第二は、例えば圧力鍋、グリル、スロークッキングで重なり合う部分がかなりあることです。
例えばシチューをスロークッキングで作ることもできるし、ポット・ステーキなどもグリルでも、圧力鍋でも作ることができます。どちらが良いのか?わざわざ作り比べの実験をしているYotuberのおばさんもいました。


上・調理前はこんな感じ 下・出来上がり
多分、使っているうちに、「なにをどの機能で調理するか」について、自分なりの「仕分け」ができていくのでしょうが、ワタシ的には、なんというか、単純な料理を「わざわざ複雑にしている」感が拭えないですね。
私は多分、Foodiを使う「利便性」というか「効能」がはっきりしている時はFoodiを使う、ということになろうかと思います。
慣れていないこともあろうかと思いますが、「全部まとめてお任せ」式の調理は、自分には合わないなあ、という感じ。
ただ、公平に考えてみて、例えばアパートに独り住まいの方で、あまり料理を大々的にする環境にない、あるいはその時間がない、とかいう人、さらには料理なんてしたくない、という方には、非常に便利な調理器なのではないでしょうか?
焼く、煮る、蒸す、炊く。全部できるのでキッチンが小さい環境では重宝することでしょう。
なんだかんだ言いながら、私もFoodiを楽しんでいます。テクノロジーの発展に乗り遅れないようにするためにも役立ちますし、なんというか、おもちゃ?(*^^*)
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
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