先週の週末の土曜日にはこちらの邦人の方々が集まっての新年会が持たれました。ただ宴会ではありません。小さな子供さんも来ますので午後の早い時間から夕方までで、参加者はそれぞれの家庭で一品持ち寄りになります。
アイスランドに住んでいる日本人はそれほど多くはありません。2013年の統計局のデータを見ると日本国籍者は六十三人となっています。もっともここには大使館に赴任されている四名の方々は含まれていないと思います。(何か外交関係の取り決めのようなものがあるようです)
加えてここにはアイスランド国籍を持つ人は含まれません。前にも書いたことがありますが、アイスランド在住の邦人の大きな特徴は、邦人同士のカップルが極端に少なく(大使館関係の方を除くと二組のみ)、ほとんどの方がアイスランド人の配偶者を持っています。ということは子供たちのほとんどが「ハーフ」であり、アイスランド人として勘定されます。
ですから子供たちを含めると多分百五十人から百八十人くらいでしょうか?これは各家庭に子供さんが二人としての計算ですが、当てずっぽうの域を出ていません。悪しからず。
もっとも二代目になるとどれくらい日本人としての自意識を持つかというのは個人差がありますので、特に成人したあとでは密接に邦人との関係を保つかどうかは各個人によります。
また、もちろん日本人でも他の邦人とは関わりたくない、という人もいます。さらに邦人コミュニティに加わっている人たちの中でも、みんな中が仲良しというわけではありません。私自身、肌が合わない人もいますし、そこまでいかなくても「一緒にいても楽しくない」と感じてしまう人もいます。
それでも人数が少ない、という自覚があるせいか、特に波風も立たずにほんわりとまとまっています。先日の新年会も恒例になっており、毎年一月には皆集まってきます。
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日本人は食べることが好きだ、といつも感じさせられる持ち寄りの集い
「ほんわりとまとまっている」と言いましたが、それは例えば「日本人会」というものがあって会長さんがいて、役員がいて、というわけでもないのです。実はある時期きちんと組織化して三役を置いて、銀行口座も開いたらどうか?という議論もあったのですが、実現はしませんでした。
私自身、その案には反対でした。余計な役とかを作ると必ず悶着が出てくると思ったからで(今でも同じ意見ですが)、適当にまとまっているならそのまんまで行くのが一番だと思います。
その代わりというわけでもないのですが、私が作った方がいいのではないかな?と思ったのは「共同購買会」でした。これは日本の食材などは共同して注文することによって、個々人で購入するよりも効率よく低価格で入手できるのではないか、と考えてのものでした。
実際何人かの人とも相談して、ある食材販売店のオーナーとも話しをしていたのですが、その最中に東北大震災が起きてしまい、それどころではなくなってしまいました。
震災後も一年くらいは、邦人の有志でなんやかんやと震災からの復興支援の活動がありましたので「共同購買会」計画は頓挫したままでした。落ち着いた頃には、日本からネットで簡単にいろいろ購入できることが分かってきましたので、「共同購買会」構想そのものが色褪せてきてしまった感があります。
ここ数年間は「日本語教室」が定期的に集まるという性格もあって、日本人コミュニティの中でも力強い核になってきています。子供たちに日本語を教えるというだけでなく、親同士の悩みの交換やその他の情報交換などにも役だっているようです。
そんな風にほんわかまとまっている氷島の邦人コミュニティなのですが、ワタシ的には気をつけなくてはならないことがあります。居心地がいいので、ついつい日本の人と費やす時間が多くなってきてしまうということです。
自分で決めてアイスランドに生活に来ているのですからね。居心地がいいからとか、楽だからとかいって日本人コミュニティに根をはやしてはいけないですね。自戒。
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
アイスランドに住んでいる日本人はそれほど多くはありません。2013年の統計局のデータを見ると日本国籍者は六十三人となっています。もっともここには大使館に赴任されている四名の方々は含まれていないと思います。(何か外交関係の取り決めのようなものがあるようです)
加えてここにはアイスランド国籍を持つ人は含まれません。前にも書いたことがありますが、アイスランド在住の邦人の大きな特徴は、邦人同士のカップルが極端に少なく(大使館関係の方を除くと二組のみ)、ほとんどの方がアイスランド人の配偶者を持っています。ということは子供たちのほとんどが「ハーフ」であり、アイスランド人として勘定されます。
ですから子供たちを含めると多分百五十人から百八十人くらいでしょうか?これは各家庭に子供さんが二人としての計算ですが、当てずっぽうの域を出ていません。悪しからず。
もっとも二代目になるとどれくらい日本人としての自意識を持つかというのは個人差がありますので、特に成人したあとでは密接に邦人との関係を保つかどうかは各個人によります。
また、もちろん日本人でも他の邦人とは関わりたくない、という人もいます。さらに邦人コミュニティに加わっている人たちの中でも、みんな中が仲良しというわけではありません。私自身、肌が合わない人もいますし、そこまでいかなくても「一緒にいても楽しくない」と感じてしまう人もいます。
それでも人数が少ない、という自覚があるせいか、特に波風も立たずにほんわりとまとまっています。先日の新年会も恒例になっており、毎年一月には皆集まってきます。
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日本人は食べることが好きだ、といつも感じさせられる持ち寄りの集い
「ほんわりとまとまっている」と言いましたが、それは例えば「日本人会」というものがあって会長さんがいて、役員がいて、というわけでもないのです。実はある時期きちんと組織化して三役を置いて、銀行口座も開いたらどうか?という議論もあったのですが、実現はしませんでした。
私自身、その案には反対でした。余計な役とかを作ると必ず悶着が出てくると思ったからで(今でも同じ意見ですが)、適当にまとまっているならそのまんまで行くのが一番だと思います。
その代わりというわけでもないのですが、私が作った方がいいのではないかな?と思ったのは「共同購買会」でした。これは日本の食材などは共同して注文することによって、個々人で購入するよりも効率よく低価格で入手できるのではないか、と考えてのものでした。
実際何人かの人とも相談して、ある食材販売店のオーナーとも話しをしていたのですが、その最中に東北大震災が起きてしまい、それどころではなくなってしまいました。
震災後も一年くらいは、邦人の有志でなんやかんやと震災からの復興支援の活動がありましたので「共同購買会」計画は頓挫したままでした。落ち着いた頃には、日本からネットで簡単にいろいろ購入できることが分かってきましたので、「共同購買会」構想そのものが色褪せてきてしまった感があります。
ここ数年間は「日本語教室」が定期的に集まるという性格もあって、日本人コミュニティの中でも力強い核になってきています。子供たちに日本語を教えるというだけでなく、親同士の悩みの交換やその他の情報交換などにも役だっているようです。
そんな風にほんわかまとまっている氷島の邦人コミュニティなのですが、ワタシ的には気をつけなくてはならないことがあります。居心地がいいので、ついつい日本の人と費やす時間が多くなってきてしまうということです。
自分で決めてアイスランドに生活に来ているのですからね。居心地がいいからとか、楽だからとかいって日本人コミュニティに根をはやしてはいけないですね。自戒。
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はじめまして、トラベロコと申します。
ブログを拝見し、コメントを入れさせていただきました。
海外在住日本人の方が活躍できるプラットフォームを作るという目的のもと、Travelocoというサイトを運営しています。 http://traveloco.jp/
Travelocoは、海外在住の日本人の知識や経験を使って、現地に行く日本人のお手伝い、
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ありがとうございました。
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トラベロコ
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