8月4日、長良川の対岸で鵜舟を洗っている場面に出くわした。
2人で舟を傾けて舟底を洗っていた。こちら岸には鵜飼の道具(鵜篭、鵜、松明用の松、鮎箱など)を運ぶ大八車が置いてあったが、どの鵜匠さんかはわからなかった。
次いで8月12日には、一番わかりやすい山下哲司鵜匠のところで、この鵜舟を洗うところに出くわした。しかもこちら岸から皆で出発するところからだったから、たまらない(^^;
なんと総勢5名。哲司鵜匠と息子さん、そして船頭さんだろう。鵜飼は毎晩のようにあるけれど、朝集まれるのはお休みの日とかお盆だからだろう。
山下家の奥さんが対岸に出かけるのを見送っていた。毎朝昨晩の鵜飼に使った鵜篭を川で洗っているときには見たことがないので珍しい光景には違いない。
舟が対岸に着くと総出で舟をひっくり返して洗いにかかる。
金華山と岐阜城が見守っている。ずっと付き合っていたかったけれど、散歩の途中なのでここまで動画を撮ってサヨナラした。
3日後の8月15日、また鵜舟洗いに出くわした。今度は総勢3名。
今回も鵜舟をひっくり返すところは見損なったけど、舟を戻すところは撮影できたので、動画もアップしておくよ。
今夏3人の鵜匠さんの鵜舟洗いが見られた。
動画を撮りたい気持ちも分かります。
山下鵜匠の先代は、岐阜大学出身で、父の教え子でした。
それで親しくさせて頂いたようです。
鮎寿司なども頂いたようです。
先代・山下善平さんは長良中(いまは3校に分割)のときのPTA会長さんでした。
また長良橋南詰に銅像が建てられてます。
matsubara さんのブログで父上の教え子だった話は
拝見してます。
63歳という若さで亡くなられ、当時36歳だった息子の
哲司さんは苦労して鵜匠の技術を継承したと聞いています。
祖父の幹司鵜匠・善平鵜匠・哲司鵜匠とも
ひげを蓄えた姿が特徴となっています。
哲司鵜匠は今年68歳。息子さんにそのうち譲られれると思いますが、まだ元気のようです。