何気なく口ずさんだ曲の題名がなんだっけ?と思う時がありますよね。
または、テレビのCMで流れた曲が感じよく、この曲なんだろう?と思う時ありますよね。
そのような時に役立つ検索サイトがあります。
■
http://www.midomi.co.jp/ 「midomi」曲名検索サイト
midomi(ミドミ)は、 米国の「Melodis Corporation」が運営している楽曲検索サイト。
SNSの機能が盛り込んであるため、音楽関連のコミュニティーサイトでもあります。
2007年1月26日、米国でβ版を開始、日本版は2007年8月10日に開始されています。
midomi.comでは、自分の声で好きな曲を検索し、音楽のテイストが似ている人や
コミュニティにすばやくつながることができます。
ということで試しに検索してみました。
検索した時の音が大きすぎ、割れた感じになったのと録音時間が文字かかったからでしょうか、
検索結果の曲名で候補が数曲示されました。
本当の曲名「Killing Me Softly His Song」は4番目に表示されました。。。
「マッチする部分」をクリックすると、口ずさんだ音と同じと思われるメロディが確認できます。
ちなみに、その曲は投稿者の方のアカペラの地声です。
※音の検索結果の例(クリックで拡大)
■曲名検索「midomi」の特徴
・鼻歌だけよりも歌詞も含めて歌った方が検索精度が上がる。
・midomiの検索エンジンは、音階だけでなく、歌詞、ピッチ、息継ぎの場所などを複合的に認識し、検索。
・人の脳のような適応的な働きをして検索している。
・「鼻歌」と縛らずに、自由にわかる範囲をそのまま歌った方が効果的。
・検索エンジンの認識は、歌のリズムが単調だった時、リズムをチェックするのを止め、
歌詞を重点的に見るとか、歌う人に合わせて柔軟に対応している。
・歌詞の中身まで検索している技術はmidomiが世界初。
・人は間違いをおかす、ということを考慮に入れた検索もしている。
歌詞は正確である必要がない。できるだけ正確でOK。
・できれば、10秒以上歌うと効果的。歌が短すぎると、検索結果があまりにも多くなるため、
外国の楽曲もたくさん検索結果に出る可能性が高くなる。
・検索結果が多すぎるときは、検索結果画面右上のフィルター機能で、
「日本語(Japanese)」限定にすれば日本語の楽曲だけが表示されて見つけやすくなる。
・midomiのデータベースには、毎月カラオケ企業から提供を受けている新曲も600~1000曲追加している。
・ユーザーと作り上げるデータベースも構築していて、midomiのPCサイトで
歌を登録することによってmidomiのデータベースの構築に誰でも参加可能。
・「Shazam」との違いは、オリジナル楽曲のみの検索か、そうじゃないかの違い。
midomiは、歌やハミングによる検索「singing search」と、
楽曲の音源に向けて検索する「grab search」の双方の検索機能を持っている。
ただし「grab search」は、日本語楽曲には未対応。
・オリジナル楽曲検索のみでなく、鼻歌検索でこれだけの精度で結果を出せるのは世界でmidomiだけ。
■参考サイト
・
midomi - Wikipedia
・
midomi Japan Blog
・
SoundHound - Google Play の Android アプリ
・
Shazam(シャザム) iPhoneのCMでも登場した、この曲って何だっけ?に答えてくれるiPhoneアプリ