3月16日、 小金井公園内の東京たてもの園を訪ねた。
中央線武蔵小金井駅から西武バスで「小金井橋」に。
江戸時代、吉宗の頃玉川上水べりに桜が植えられ、吉野に並ぶ桜の名所となったという。
桜はまだなので、梅を観る。
黄色は、サンシュユ。
いよいよ、たてもの園だ。
この建物は、1941年(昭和16)、皇居前広場で行われた紀元2600年記念式典のために仮設された式殿。
皇居の東御苑で昭和3年まで正午の「ドン」として親しまれた大砲。(山手線内ぐらいは聞こえたのかなあ。90代の人なら覚えているかも。)
交番は、昭和18年まで、神田万世橋のたもとで現役。
銭湯は昭和4年築。足立区千住元町の子宝湯。
和傘問屋、川野商店の1930年(昭和5)ごろの様子。
三井八郎右衛門邸(1952年築)
先祖をたどれば、伊勢松坂の商人の子で、1673年(延宝1)京都と江戸に呉服店 越後屋を開業した方が初代三井八郎右衛門高平を名乗る。「高」の字は代々引き継がれているとのこと。
三井家の家紋「隅立ち四つ目結」。
写真の方の母上が嫁入りされた時の長持。(ちなみに、福井徳川家より嫁がれたとか)
三井家に随分のめりこんでしまった。これも、懇切丁寧なボランティアガイド富田さんのおかげ。
この建物は、フランスでル・コルビュジェに学んだ建築家前川國男が、1942年(昭和17)品川区大崎に建てた自宅。建築を学ぶ学生たちが見学に訪れるとのこと。
ボランティアガイド富田さんのおかげで、本当にじっくり見学できました。