5 月 29 日 交流戦が始まると、日本ハムドラ①ルーキー清宮幸太郎選手は二軍にいくことになった。
当初は HR も出たし 7 連続安打など大活躍だったが、このところは三振も多く打率も一割台と低迷していた。
交流戦は DH 制がとれない試合もあり、働き場が狭められるので、この措置は納得のいくものであった。
(鎌ヶ谷球場)
ここからの、清宮選手の活躍ぶりは目を見張るものがある。
5 月 29 日の西武戦でいきなり2 本の HR (イースタンリーグでの 5 号 6 号)を放つや、その勢いは止まらない。
5 月 30 日西武戦 7 号。
6 月 1 日巨人戦 8 号。
6 月 2 日巨人戦 9 号。
6 月 6 日DeNA 戦 降雨のため 4 回ノーゲームとなったが、清宮選手は一回左翼に HR を放った。
6 月 7 日DeNA 戦 10 号。これは、右翼フェンスを越え場外に飛び出す特大号だった。
( 3 ランだった)
竹下夢二(1884 ~ 1934 )に次のような童謡がある。
ホームラン
第一球はニヤボール
つぎのボールはアウトカーブ
第三球はストライク
こいつとばかり打ち振れば
バットはカーンと音をたて
ボールは空に輪をかいて
センターを超えてまだ遠く
フェンスを越えてまだ遠く
その時飛んだ小鳥やら
雲の向かふへいっちゃつた
手拍子喝采マッチエール
夢中でホームへ帰ったが
ボールはどこへいったやら
その時飛んだ小鳥やら
アンパイヤアも知らなんだ