「3 日見ぬ間の桜かな」というが、私の住む千葉県柏では、 3 月末に咲き始め、今日 4 月 13 日も咲いている。
3 月 20 日ごろ最高気温が 20℃を超す日が 2 ~ 3 日続いたがそれからまた冬の気温に戻ったりして、4 月 10 日などは、東京の山間部青梅市あたりでは雪というような気温の変化のせいか、桜が長持ちしている。見方を変えれば、平成の掉尾を飾っている。
4 月 11 日 近所の大津ヶ丘団地の桜を見に行った。
このベンチを 20 分は占拠していたがその間だれも来なかった。至福の時間だった。
もう一段高い見晴台のような一角に移動した。
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この 2 本の桜は見ごたえがあった。
大津ヶ丘団地は昭和 41 年に計画され 53 年に完成、入居が始まった。
平成 17 年発行の「沼南町のあゆみ」-沼南町合併記念号(沼南町役場発行)によると、この団地の面積は 111ha 人口は、約 9,700 人、町の人口の 20 %を占めるとのこと。
団地完成から 41 年たった今、桜は平成時代をたくましく生き抜き、団地をめぐる花回廊となって、平成を懐かしむように咲いているのだ。