雨曇子日記

エイティライフの数々です

岩槻を歩く

2020-12-12 11:29:37 | 関東の小都市歩き

12月11日(金)東武アーバンパークラインで岩槻に来ました。立派な駅舎の東口に出ました。

 

 

岩槻は今やさいたま市ですが、人形の街であることは変わりません。

 

 

2020.2.22には、人形をテーマにした日本初の公立博物館「さいたま市岩槻人形博物館」がオープンしています。

 

 

所蔵の人形は5000点以上だそうです。

日本文化に息づく人形の美と歴史が大観できる、グローバルな博物館と思いました。

コロナ禍が終息すれば、世界中から観光客が訪れることと思います。

 

岩槻は、かっては5万5千石の城下町。日光御成道(にっこうおなりどう)の宿場町としても栄え、日光東照宮造営に携わる匠たちが、この地に留まって人形作りをしたと言われます。

 

          (江戸時代の時の鐘も残る)

 

裏小路には、岩槻藩家臣・児玉南柯(こだまなんか)の私塾・のちに藩校「遷喬館」(せんきょうかん)が復元されています。江戸時代の藩校が現在も残っているのは、埼玉県では、この遷喬館のみといいます。

 

 

 

岩槻郷土資料館の建物は、昭和5年に建てられた岩槻警察署の庁舎です。

 

 

昭和57年5月1日開館で、「大昔の暮らし」「岩槻の歩み」「暮らしの道具」の三つの柱で構成された展示です。

 

この街は太田道灌のゆかりの地でもあります。

 

           (太田道灌の遺骨をおさめる芳林寺)

        (人形博物館にも狩の姿の太田道灌像がありました)