12月11日(金)東武アーバンパークラインで岩槻に来ました。立派な駅舎の東口に出ました。
岩槻は今やさいたま市ですが、人形の街であることは変わりません。
2020.2.22には、人形をテーマにした日本初の公立博物館「さいたま市岩槻人形博物館」がオープンしています。
所蔵の人形は5000点以上だそうです。
日本文化に息づく人形の美と歴史が大観できる、グローバルな博物館と思いました。
コロナ禍が終息すれば、世界中から観光客が訪れることと思います。
岩槻は、かっては5万5千石の城下町。日光御成道(にっこうおなりどう)の宿場町としても栄え、日光東照宮造営に携わる匠たちが、この地に留まって人形作りをしたと言われます。
(江戸時代の時の鐘も残る)
裏小路には、岩槻藩家臣・児玉南柯(こだまなんか)の私塾・のちに藩校「遷喬館」(せんきょうかん)が復元されています。江戸時代の藩校が現在も残っているのは、埼玉県では、この遷喬館のみといいます。
岩槻郷土資料館の建物は、昭和5年に建てられた岩槻警察署の庁舎です。
昭和57年5月1日開館で、「大昔の暮らし」「岩槻の歩み」「暮らしの道具」の三つの柱で構成された展示です。
この街は太田道灌のゆかりの地でもあります。
(太田道灌の遺骨をおさめる芳林寺)
(人形博物館にも狩の姿の太田道灌像がありました)