通りがかりにふと見つけた柏一小の門です。
仔細に眺めると右の柱に「御成婚記念」、左は「大正 13 年 6 月 26 日」とあり、更に下方には、「千代田村柏 山野邊熊造」と読めます。
昭和天皇の成婚は大正13 年( 1924 )1 月 26 日。 5 ヶ月後の同じ日付で山野邊熊造氏が寄贈したのではないでしょうか。当時、柏市は「千代田村」、この小学校は、千代田村立柏小学校だったのでしょう。
これは、この小学校のもう一つの門です。表札が外されたような痕跡があります。
こちらが、現在の通用門です。
校舎の周りを清掃していた近所の方に学校の歴史をうかがうと、親切に教えて下さいました。
校内の石碑を拝見しました。
「表忠碑」は全国各地に建てられ、東京では、両国橋東詰め南側、中央区十思公園のものが有名です。
柏一小のものは、陸軍大将鈴木壮六筆とありました。退職後全国在郷軍人会の会長をされた、燕三条出身の方です。(多分、国への忠誠心や郷土愛を訴える目的で建てられたのでしょう)
(金次郎像は昭和 17 年柏市呼塚清水勇氏寄贈)
何にせよ歴史に触れて、柏の地に愛着が生まれました。
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