柏駅東口を出て中央の道を 3 分ほど進み、旧水戸街道の大通りに出て、その四つ角の右斜め前が柏神社です。
京都の八坂神社を勧請し、昔は天王さまと呼ばれていました。
その後、出羽三山の神様も合祀され、今は「柏神社」で知られています。
新しい社殿ですが、境内をよくみると昔からの神社であることが分かります。
教育委員会の説明版によると、参勤交代で常陸や東北の殿様が通ったこの水戸街道は、神社から南柏方面に向かって 2 ㌔は小金牧(幕府の牧場)で、牧場の両方の入口には木戸が設けられ、番人が常駐していました。
隣の“櫻株稲荷”には、水戸の殿様とキツネの昔話が残っています。
水戸の殿様がここに店を出していた団子屋(細田さんの先祖)に「水戸屋と名のるがよい」とのお墨付きを与えたこと、そのきっかけとなった「殿様とキツネの物語」は、柏市文化課の HP に載っています。
稲荷神社から 300 m ほど東にある“長全寺”も今はすっかり新しくなっていますが、境内の椎の木は、いろいろな水戸街道物語をつぶさに見てきたに違いありません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます