雨曇子日記

エイティライフの数々です

柏の昔が見えてくる

2015-12-03 17:20:52 | 柏(ビルの街・柏駅周辺地区)を歩く

柏駅東口を出て中央の道を 3 分ほど進み、旧水戸街道の大通りに出て、その四つ角の右斜め前が柏神社です。

 

     

             

 

京都の八坂神社を勧請し、昔は天王さまと呼ばれていました。

その後、出羽三山の神様も合祀され、今は「柏神社」で知られています。

新しい社殿ですが、境内をよくみると昔からの神社であることが分かります。

 

     

         

             

             

 

教育委員会の説明版によると、参勤交代で常陸や東北の殿様が通ったこの水戸街道は、神社から南柏方面に向かって 2 ㌔は小金牧(幕府の牧場)で、牧場の両方の入口には木戸が設けられ、番人が常駐していました。

隣の“櫻株稲荷”には、水戸の殿様とキツネの昔話が残っています。

 

     

      

 

水戸の殿様がここに店を出していた団子屋(細田さんの先祖)に「水戸屋と名のるがよい」とのお墨付きを与えたこと、そのきっかけとなった「殿様とキツネの物語」は、柏市文化課の HP に載っています。

 

             

 

稲荷神社から 300 m ほど東にある“長全寺”も今はすっかり新しくなっていますが、境内の椎の木は、いろいろな水戸街道物語をつぶさに見てきたに違いありません。

 

             

     

             

 

 


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