こんな繕いも、最近やりました。
妻が友人にプレゼントするために買ってきた小さな額。
それを帰宅したときに玄関先で落としてしまって。
写真では撮り忘れましたが、この猫の足の部分が折れてしまって、欠けた部分もあります。
折れた足を接着して、このあと、欠けた部分は接着剤に木粉を混ぜたもので復活です。
そして、こんな姿勢で接着剤が硬化するまで。
この写真で、欠けた部分を埋めている状態がわかりますね。
そして、補修部分に赤ロイロ漆を塗って。
ところが仕上がりは周りと比べて艶がありすぎて。
それで、水ペーパーで処理した後、今度は色が取れてしまって。
そのあと「新うるし」で色合わせして、こんな風に.出来上がりました。
壊れていたとは思えないいい出来上がりになりました。
でも、妻はもうプレゼントにはできないと、自分で使っています。
私は、「壊してしまったけど、直してもらったんよ」と伝えてプレゼントすればいいのにと思いますが、価値観の違いでしょうかね。