木曜日にあった川西パレットでの金繕い教室「器再楽」の様子です。
この日も、繕うものを前のテーブルに出していただいて。
処理の内容によって、品物を集めて。
これは漆を処理して金属粉を蒔く品物など。
これは、繕った個所の手入れがいるもの。
こちらは、ひびが入っている品物です。
スタート前に、こんなものを見せていただいて。
前回黒艶漆を塗って、完了としたもの。
とてもきれいな線が引けていますね。
この大皿、ご自分の陶芸作品ですって。
とてもいい作品ですので、錫ではなく銀の丸粉を使いましょうと。
先ずは、超ミクロな水ペーパーで割れた部分の周りをできれいにしてもらって。
先ずはルーターを使っての手入れからスタート。
この片口も銀の丸粉を蒔いてもらうことにしました。
接着剤が完全に硬化する前の処理が大事なんですが、皆さんお忙しい時間帯なんでしょうね。
次は、ひびの入ったか所(にゅう)の手入れです。
トーチを使って熱くして。
そして接着剤を浸み込ませます。
こんなものもありました。
接着がうまくいかなかったもののやり直しです。
ボイルしても取れなかった接着剤をトーチで燃やして。
でも、この器大破していますね。大変ですね。
すり鉢の割れたりした箇所の整形が終わったもの。
周りの色に合わせて、赤ロイロ漆の処理だけでいいでしょうねと。
この日の参加者は7名。
でも、繕いの品物はうんとあって、大忙しでしたね。
続く。