金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

繕いのやり直し依頼 その3

2021-03-12 10:59:57 | 陶器の繕い例
マグカップの繕いの続きです。
 
生漆をひびの部分にしみこませる方法を3回繰り返して、こんな具合です。
漆のきれいなラインが内側にも入っています。
 
上出来かな。

次は、漆がはがれやすい磁器ですので、ミニルーターで傷をつける処理を施します。

そして、注文していた新しい漆も京都の鹿田漆店さんから届いて。

強力ガラス漆の3種類です。
初めて使います。
ついでに仕上げの磨き用のトクサも送っていただいて。
 

先ずは、艶黒漆の処理です。

内側の線引きは難しいですね。

少し太くなってしまいますね。

この後、また漆の乾燥です。

本格的な手法、とても時間がかかりますね。

 

続く。