金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

次の繕いの依頼 その1

2021-03-25 11:19:54 | 陶器の繕い例
次の繕いの依頼です。
依頼者は、以前利用していた立ち飲み店で親しくしていた方。
 
こんな品物です。
湯飲みの蓋ですね。
小さな欠片もあって。

 

さあ、繕いのスタートです。

小さな破片もうまく収まって。

 

そして、接着剤が固まった後の水ペーパーでの手入れです。

 

そのあと、まずは弁柄漆を塗って。

この直しは、銀の丸粉(3号)を蒔いた繕いで丁寧に仕上げてあげましょう。

 

裏側の様子です。

器の色からは、この弁柄漆のままでもいい感じですね。

続く。