金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

次の繕いの依頼 その2

2021-03-26 17:50:22 | 陶器の繕い例

急須の蓋の繕いの続きです。

 
弁柄漆が乾いた後、次は銀粉(丸粉3号)を蒔くために艶黒漆の処理です。

 

銀粉をこんな風に蒔いて。

 

漆が乾いた後、粉固めの処理です。

生漆をテレピンで薄めて。

 

この処理の後は、最後の磨きです。

木綿でしっかりと磨いた後、鯛の牙(たいき)の出番です。

 

ピカッと輝いて。

仕上がりです。