金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

次の繕いは友人からの依頼

2021-03-19 12:46:20 | 陶器の繕い例

次の繕いは友人からの依頼で、土鍋の蓋です。

 
こんな感じに割れていて。
 

ひびも入っているので、まずはその修理から。

ひびの部分をトーチで熱くして、接着剤を浸透させます。

そして、こんな風にガムテープで。

 

そして、次は割れた部分の接着です。

 

欠けた部分も補填して。

 

接着剤が硬化してから次の作業です。

ミニルーターと水ペーパーを使って修理箇所をきれいにして。

 

この後、この器が黒色なので、艶黒漆で仕上げるだけにして。

何日かおいて漆が乾いたら終了です。

 

内側です。

割れていた部分とひびが入っていた部分。

欠けていた部分。