昨日、構造の我伊野氏と共に配筋検査を行い、若干の修正は出たものの大きな問題点が無かったので、本日は耐圧盤のコンクリート打設を予定通り行うこととなった。
そして本日は施主も交えた総合定例会議。
ツツイは個人住宅の場合、施主を交えて、少なくとも月に一度は打ち合わせを行うことにしている。
自分の家が多くの人の協力の下、建てられていくその過程を楽しんでいただくことが第一の理由。さらにしくみなどを理解していただき、将来、自分たちが住み始めた後のメンテナンスにも役立つと思うからである。
そして何よりも竣工した時の家に対する愛着の湧き方が違うのではないか。
住環境について考えてみると、日本人は住環境に満足していない、と答えながらも改善していこう考えている人が少ないらしい。つまり住環境に関しては諦めてしまっているのだ。外国(とくに欧米)では住環境に満足している、と答える国もあるが、満足していない、と答えた人々も決して諦めず、改善していきたい!と答えている。
しかし、日本・・・食文化や衣文化などはかなり世界的に見てもレベルが高いと思う。
そんな国民が、なぜ住まいに関しては諦めてしまう人が多いのか?
歴史的に見ても様々な要因があるのだが、これからは住環境も決して諦めないで欲しい。
特に、ハウスメーカーや建売などの施主にとってはある意味、受動的な商品としての家を買うならまだしも、施主が中心となって、能動的に作品としての家(建築家のエゴといった種ではなく)をみんなで創る!このモノづくりを楽しめる人は決して住環境を諦めず、我々のような職種の人間を活かしてもらい、理想とする家を目指して頑張っていただきたい。
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