Yハウスも年末の竣工に向け、ついに足場が外された。
そのこともあり、昨晩は深夜にもかかわらず施主と現場打ち合わせをすることに。
Yハウスのすぐ横は緑豊かな公園となっており、公園内からも途切れ途切れにYハウスの外壁が見えるのだが、やはり暗くてよくわからない。
高鳴る鼓動と共に最後の階段を駆け上るとYハウスの全貌が闇夜にうっすらと浮かび上がっている!!
何とも言えぬ感動。
当然、自分の設計した空間なので幾度と無くその外観は脳の中で眺めているし、CGや模型も作成しているためわかってはいるのだが、やはり実物から発せられる迫力は強い。
中に入り、照明を付け、再度外から眺めようとしたところにちょうど施主が登場。
開口一発、
「すごいねぇ!!」
と。
その後、中に入り打ち合わせを済ませ、また外に。
施主と二人、外をウロウロしながら除幕されたばかりのYハウスを撮影。
何度と無く閑静な住宅街に怪しげなフラッシュの光が放たれていた。
Yハウスもいよいよラストスパート。
まだ懸案事項も多少残っているが、最後まで気を緩めることなく素敵な空間となるよう心がけたい。
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