旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

晴耕雨読日記 平成28年12月15日 木曜日

2016-12-15 18:09:16 | 晴耕雨読日記
 昨夜はうっすらと雪が降る程度で、今朝は曇りです。


 今日は一日、「小湊鐵道&いすみ鉄道の旅」の原稿を仕上げ投稿しました。
 その後は、「サンライズ出雲・境線・三江線の旅」の資料の整理をしました。
 気がつけば、雪が舞い始めています。

旅の小窓~小湊鐵道&いすみ鉄道の旅(5)完 帰路

2016-12-15 14:32:21 | 旅の小窓
 帰る前にもう一度いすみ鉄道に乗り、国吉駅に向かいます。
いすみ鉄道 急行3号 上総中野行
 乗ってきた車両の折り返し列車です。


 レストラン列車の車両は「スイーツ・ワイン列車」となるようです。


大原      13:52発
西大原      レ
上総東     14:02着 14:03発
新田野      レ
国吉      14:09着


 「風そよぐ谷 国吉駅」には、直営売店「VALLEY WINDS」があり、いすみ鉄道オリジナル商品やムーミングッズなどが販売されていました。
 ホームを挟んだところに、いすみ鉄道応援団が管理整備している「風そよぐひろば」がありました。


 30分ほど滞在し、大原駅に向かいます。


国吉      14:44着 14:48発


新田野     14:50着 14:51発
上総東     14:54着 14:55発
 ムーミン池が見えます。ここは立ち入り出来ない場所だそうです。


西大原     15:01着 15:01発
大原      15:04着


 大原駅からは、15時41分発 外房線 普通 千葉行に乗ります。




上総一ノ宮   15:59着
上総一ノ宮駅で、16時21分発 外房線・総武本線 快速 久里浜行に乗り換え、東京駅に向かいます。


東京      17:52着
東京駅で、19時20分発 東北新幹線・北海道新幹線 はやぶさ33号 新函館北斗行に乗り換えました。
 車両はH5系。外見はE5系と同じですが、シンボルマークと帯の色が違います。


 デッキには、コーポレーションカラーが使われています。
 その他、通路・ブラインド・天井と、若干の違いがありますが、興味や関心のない方は気がつかないでしょう。






 普通車にも、全席にコンセントがあります。


 八戸駅到着が22時5分。青い森鉄道の最終青森行に乗り継いで、野辺地駅到着22時58分。
 今日の夕食は、神田志乃多寿司の四色詰め合わせで済ませました。




 おしまい

旅の小窓~小湊鐵道&いすみ鉄道の旅(4) いすみ鉄道・レストラン列車(伊勢海老特急・Xmasイタリアンコース)

2016-12-15 11:13:52 | 旅の小窓
 ここからは、「いすみ鉄道・レストラン列車(伊勢海老特急・Xmasイタリアンコース)」に乗ります。






 使用する「キハ26 2346」は主に北陸地方で運用されていましたが、2ヶ月ほど房総地区で運用されたことのある車両です。




 乗車すると、いすみ鉄道の室井さんが色々説明して下しました。


 説明が終わり、スパークリングワインが行き渡った頃、丁度発車の時刻となりました。
 通常の列車に併結して運転されます。
いすみ鉄道 普通 上総中野行
大多喜     11:38発




 本日のメニューです。








 前菜9種盛り合わせ
 たこのマリネ・アワビのマリネ・車エビの白ワイン蒸し
 千葉県産地鶏小悪魔グリル・サザエのマリネ・イタリア産サラミ
 自家製カラスミ・イタリア産プロシュート・合鴨ロースト


小谷松     11:42着 11:42発
東総元     11:44着 11:45発


久我原     11:47着 11:48発
総元      11:50着 11:51発


 この日は、フジテレビの取材が入っていました。


西畑      11:57着 11:57発
 スープ (食べる前に写真を撮るのを忘れました)
 地魚と魚介のサフランスープ(クロムツ・あさり・ムール貝)


上総中野    12:01着
上総中野駅では約10分停車します。
 ここ大多喜町には300ヘクタールの孟宗竹林が広がり、タケノコの生産高が年間1億円を超えるそうです。
 そのためか駅前にある公衆トイレは、竹の形をしたものになっていました。


 大多喜駅から急行扱いになるためヘッドマークが付いています。基本は土曜が「夷隅」で、日曜は「そと房」にしているようです。でも時刻表上の列車名は「急行2号」です。






いすみ鉄道 急行2号 大原行(大多喜駅までは普通)
上総中野    12:12発
 第一の皿
大原産アワビとウニのクリームスパゲッティ


 周りの皆さんは食べるのが早く、何となくせかされているようにも感じました。


西畑      12:16着 12:16発
総元      12:21着 12:22発
久我原     12:24着 12:25発
東総元     12:27着 12:27発
小谷松     12:30着 12:30発
大多喜     12:34着 12:44発
 大多喜駅にはいすみ鉄道の車両基地があります。
 いすみ鉄道色に塗装された車両には、ムーミン達が描かれていて「ムーミン列車」と呼ばれています。


 なぜ「ムーミン列車なのか」については、「いすみ鉄道 社長ブログ -なぜムーミン列車なのか? 2015.04.07 Tuesday-」に次のように書かれています。 
 社長が鉄道が好きだからキハを走らせるというというのは、自動車ディーラーや保険代理店に就職して、真っ先に家族や兄弟、友達に商品を販売するのと同じことですから、そ
ういうやり方では先が見えているし、安易すぎると私は考えて、最も苦手とする子供や女性向けのアニメの世界から始めたのですが、どうしてムーミンだったのかという理由は、
 1:ムーミンたちは、自然を愛し、家族みんなで仲良くお花畑の中で暮らしている。
 2:ムーミンのお話の世界には相手をやっつけるとか、勝った負けたということがなく、相手を尊重し、優しく接している。
 これが大きな理由です。
 お花畑の中で暮らしているのがムーミン谷であり、いすみ鉄道もお花畑の谷を抜けて走ります。
 ローカル線に乗りにいらしていただくということは、観光客の皆様方にとっては「非日常」「脱日常」の体験ですから、のんびりとした雰囲気を楽しんでもらおうということです。
 でも、それだけではありません。
 3:ムーミンは女性ファンが多い昭和のアニメです。ムーミンを見て育った方々は皆さん30代、40代になられています。
 その年代の方々というのは、実は今、日本の観光や消費を支えている方々ですから、そういう女性を取り込むことで、観光鉄道としてやって行かれると考えたからなんです。
 だから、いすみ鉄道はムーミン列車を走らせているんですね。

 第二の皿
 大原産伊勢エビの香草パン粉焼き ピッツェリアソース


 スタッフ4人が揺れる車内で、火を使わないで料理を準備しています。
 温かいものは温かく、冷たいものは冷たく提供するには秘密があるようです。


城見ケ丘    12:47着 12:47発
上総中川     レ


国吉      12:56着 13:08発
 いすみ鉄道が自然と共生する環境にやさしい鉄道をキャッチフレーズとしていることから、ムーミンのキャラクターをデザインした「ムーミン列車」などを走らせていることにちなんで、「風そよぐ谷 国吉駅」とも言われています。ここで12分停車します。




 デザート
 クリスマススペシャル ドルチェ
 コーヒー
イタリアン深煎りコーヒー


 最後に、今回のお料理を担当した「イタリア料理 Pesce azzurro ~青い魚~」のオーナーシェフの奥様の挨拶があり、ささやかなクリスマスプレゼントとして「お玉すくい」をしました。






新田野      レ
上総東     13:14着 13:15発
西大原      レ
大原      13:24着




 つづく

旅の小窓~小湊鐵道&いすみ鉄道の旅(3) いすみ鉄道

2016-12-15 09:49:35 | 旅の小窓
 上総中野駅は、小湊鉄道とこれから乗るいすみ鉄道が乗り入れ、接続駅となっています。


 西村京太郎サスペンス「鉄道捜査官 銚子~九十九里~鴨川~房総横断8路線ダイヤトリック」にも登場します。
 ドラマでは、同時に発車していくシーンが見られましたが、今は小湊鐵道が先に発車していくパターンは多いようです。




 ここ千葉県夷隅郡大多喜町の上総中野駅といすみ市の大原駅までを結ぶいすみ鉄道は、旧国鉄の木原線を引き継いだ26.8kmの路線です。


 小湊鐵道が遅れたため、5分あるかなしかの待ち合わせで、上総中野駅10時54分発大多喜行に乗りました。
 1両目のキハ28は、つぎの「レストラン列車」に使用するため乗車することは出来なく、2両目のキハ52に乗ります。






 このキハ52 125は、長い間大糸線で使われていた物を、廃車後に観光用目的でJR西日本から譲渡されたものです。
 車内には当時のものが数多く残っていました。




西畑      10:57着 10:58発
 上総中野駅を境に景色も変わってきました。


総元      11:03着 11:03発
久我原     11:06着 11:06発
東総元     11:09着 11:09発
小谷松     11:12着 11:12発
夷隅川を渡ると、大多喜駅に到着です。


大多喜     11:16着


 大多喜駅は、千葉県内の訪問歯科「デンタルサポート」が命名権を取得したことにより、デンタルサポート大多喜駅という愛称が付いています。


 ここには、本多忠勝が築城したといわれる大多喜城があったことからか、駅のデザインのほか、1番線ホームには発泡スチロール製の本多忠勝像がありました。


 つづく

晴耕雨読日記 平成28年12月14日 水曜日 East i-D

2016-12-15 05:06:13 | 晴耕雨読日記
 East i-D(イーストアイ・ダッシュディー)の愛称で呼ばれている、JR東日本の検測車キヤE193系気動車が、野辺地駅に停まっていました。青森駅から久慈駅までを検測する途中と思われます。 


 今日の予報では、天気は午後から荒れると言っていましたが、大きな変化もない曇りの一日でした。