旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅の窓リバイバル6~2016年(平成28年)冬 札沼線

2020-04-17 04:41:32 | 旅の窓リバイバル
 2020年(令和2年)4月15日、JR北海道から「札沼線(北海道医療大学・新十津川間)最終運行について」が発表されました。
 本来であれば、2020年(令和2年)5月6日が最終運行日となる予定でしたが、4月24日に前倒しするとのことです。
 あわせて、過去に経験したことがない「町外からの来場自粛のお願い」という内容も含まれていました。
 ところが、翌日「緊急事態宣言」が全国に拡大され、さらに北海道を含む13都道府県「特定警戒都道府県」に指定されたことを受けて、4月17日新十津川発10時の石狩当別行をもって最終運行とすることが急遽発表されました。




 2016年(平成28年)12月25日。2度目の札沼線です。
 朝の札幌市内。歩道の脇の雪の壁、車道が見えないほど高くなっています。


 新十津川行の列車が3番線に入っていません。


 札沼線7時45分石狩当別発 普通 新十津川行は、除雪車両が途中で故障したため運休。
 代行バスで、新十津川駅へ向かいます。


 昨年列車に乗ったときより乗客が多くなっています。


 新十津川まで53km。


 北海道医療大学駅の手前で国道を離れ、札沼線を渡り駅に向かいます。
 この辺の線路は除雪されているようです。


 中小屋駅。吹雪いてきました。
  待合室まで行って、乗客の有無を確認してからの発車です。すでに8分ほどの遅延です。


 道路より鉄路が安全ですね。


 吹雪も大分収まってきました。


 石狩月形駅には13分ほど延着。
 本来、列車は23分停車なので、ここで遅れを挽回し定刻8時40分発車。


 代行バスならではのルート。
 林に包まれた豊ヶ岡駅を見ることができました。
 ホームは除雪されているようですが、線路はほとんど雪に隠れています。


 駅への案内標識は、約1km離れた国道275号脇にあるこの小さなもの一つだけ。


 札比内駅・晩生内駅間。線路が雪に埋もれて見えません。


 幹線道路を走ることもありますが、全ての駅に停車するので幹線道路以外を走ることが多い代行バスです。




  列車到着予定時刻から13分遅れて到着しました。
 今日は空知中央病院保育所の子供達のお出迎えは無く、地域の方が出迎えてくれました。




 昨日の日付ですがと、ポストカードを頂きました。
 ここに書かれているとおり、本来であれば折り返しの新十津川駅9時40分発石狩当別行普通列車が、日本で一番早い最終列車になります。


 この年、2016年(平成28年)3月26日のダイヤ改正で、浦臼駅・新十津川駅間は1日1往復のみの運行になっていました。






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