旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅の窓リバイバル5~2015年(平成27年)冬 札沼線

2020-04-16 10:44:26 | 旅の窓リバイバル
 2020年(令和2年)4月15日、JR北海道から「札沼線(北海道医療大学・新十津川間)最終運行について」が発表されました。
 本来であれば、2020年(令和2年)5月6日が最終運行日となる予定でしたが、4月24日に前倒しするとのことです。
 あわせて、過去に経験したことがない「町外からの来場自粛のお願い」という内容も含まれています。
 残念ですが、ご時世ですね。


 2015年(平成27年)2月14日。初めての札沼線です。


 石狩当別7時45分発 新十津川行普通5425D列車。
 乗車する「キハ40-402」は、主に札沼線の石狩当別駅・新十津川駅間で運用してされている気動車です。








 乗客は殆ど居ません。




 キタキツネの足跡のようです。


 石狩月形駅で列車交換。


 やってきた「キハ40-401」も、主に札沼線の石狩当別駅・新十津川駅間で運用されている気動車です。この2両で石狩当別駅・新十津川駅間を担当しています。


 平坦な札沼線の中で、豊ヶ岡駅だけは林に包まれています。


 駅につながる道は未舗装の細い。駅への案内標識は、約1km離れた国道275号上に小さなものがあるだけでということで、数多くある「秘境駅ランキング」の上位常連駅です。


 今は行き止まりになっていますが、1972年(昭和47年)6月19日にいわゆる「赤字83線」として廃止されるまで、新十津川駅から先、留萌本線石狩沼田駅まで鉄路が続いていました。 


 9時28分到着。


 終点まで乗車したのは、私たちの他は地元の方お一人。
 出迎えたのは、駅の隣の「空知中央病院のびのび保育所」の園児。「どうぞ」と手作り絵はがきを渡してくれました。
 園児の人数が乗客より多くて…。









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