旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

秋田内陸線の旅 再び 1~起点 鷹巣駅へ

2019-12-25 11:55:28 | 秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の旅
 2019年(令和元年)12月21日 土曜日。2週間前に初めて乗った秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線を、再び楽しむために秋田県に向かいます。
 今回は起点の鷹巣駅から終点の角館駅に向かうことにしましたので、奥羽本線廻りで行きます。


青い森鉄道線下り 普通 青森行 561M
 始発 八戸05:42発


野辺地       06:26着 06:33発   
狩場沢       06:38着 06:38発   
清水川       06:42着 06:42発   
小湊        06:47着 06:47発   
西平内       06:51着 06:51発   
浅虫温泉      06:56着 06:57発   
野内        07:02着 07:02発   
矢田前       07:04着 07:05発   
小柳        07:07着 07:07発   
東青森       07:10着 07:11発
筒井        07:13着 07:13発
青森        07:19着

 青森駅で「津軽フリーパス」を購入します。計画通りだと僅かですがお得なのですが・・・。




奥羽本線上り 普通 弘前行 644M
 青森市などが2020年度末の利用開始を目指している、青森駅東西自由通路の建設工事も、通路となる一般の橋の橋げたにあたる部分が架かり始めていました。


 青森駅のJRホームには、リンゴの形をした緊急用手旗の収納箱がいつの頃からかあります。


 7時46分到着の弘前からの快速電車の折り返し運転となります。


青森        07:56発
新青森       08:01着 08:02発
津軽新城      08:05着 08:06発
鶴ヶ坂       08:11着 08:11発
大釈迦       08:16着 08:17発

  間もなく浪岡到着となる頃、岩木山が突如として姿を表したように、見えてきます。


浪岡        08:21着 08:21発
北常盤       08:26着 08:26発

 岩木山は独立峰ですが、山頂は右に巌鬼山(岩鬼山)、左に鳥海山、そして中央に岩木山の三つの峰がそうですが、国土地理院の地形図には、巌鬼山(岩鬼山)はありません。


川部        08:30着 08:30発
撫牛子       08:33着 08:34発
弘前        08:39着

「津軽フリーパス」は碇ヶ関駅まで有効なので、その先大館駅までの乗車券を購入します。


 弘前と言えば「桜」ですね。
 駅スタンプは「お城とさくらの古雅の街」。「御三階櫓」と呼ばれていた弘前城天守に桜の花びらのデザインです。 


 もう一つ。「リゾートしらかみ」の停車駅なので、そのスタンプも。




奥羽本線上り 普通 大館行 8646M


弘前        09:02発
 八甲田を境に、天気が違うようです。


石川        09:07着 09:08発
 大鰐温泉スキー場が見えます。白く見えていますがまだ滑走不可のオープン前です。
 昨年の今の時期に比べて、今年は雪が少ないです。


大鰐温泉      09:13着 09:13発
 1991年(平成3年)3月16日に、大鰐駅から大鰐温泉駅に改称しました。跨線橋でつながっている弘南鉄道大鰐線の駅名は大鰐駅です。
 弘南鉄道大鰐線では2019年(令和元年)7月24日から2020年(令和2年)5月の「弘前さくらまつり」終了まで、「弘前さくらまつり」の公式応援キャラクターに就任した「桜ミク」のラッピング電車1編成が運行しています。「桜ミク」とは、弘前の桜をイメージした初音ミクの派生キャラクターのようです。
 

長峰        09:17着 09:17発
碇ヶ関       09:21着 09:22発
津軽湯の沢      レ

 ここは、12月1日から翌年3月31日までの冬期間、全ての列車が通過します。ホームも除雪されていません。
 先に見えるのが3,180mの矢立トンネルです。


 トンネルを抜けると、そこは秋田県。


陣場        09:31着 09:31発
 何度通っても見たくなるこのカーブ。


 あっという間に上下線が離れ、下り線だけにある2,404mの松原トンネルが右手遠くに見えます。


 前方展望を楽しめる理由は、この乗車率のおかげです。
 列車番号が8000番台のこの列車は、なんらかの需要に応じて特定の日や期間に運転される臨時列車に分類されていますが、とりあえず来年の2月29日までの毎日の運転が決まっています。


 2~3分で再び並行します。




白沢        09:37着 09:38発
 白沢駅を出るとすぐ橋桁トンネルを通ります。


 貨物列車です。牽引しているのはJR貨物のEF510形電気機関車です。0番台といわれる1~23号機は「ECO-POWER レッドサンダー」の愛称が付けられています。
 中でも今日の1号機は先行量産機と言われ、車体裾の白線の幅が広く、車体側面には「JRF」のロゴマークのみが描かれています。量産機と言われる2~23号機の車体側面には、「JRF」のロゴマークのほか、”RED THUNDER”のロゴマークが描かれています。「JRF」というには正式なJRグループのロゴではなく、独自のマークの様なものです。JR貨物では発足30周年を迎えて、ロゴマークの使用方針を見直すことになり、機関車やコンテナからも徐々に「JRF」が消えつつあるらしいです。


 広い構内が見えてくると、大館駅到着です。


大館        09:44着 
 大館と言えば「ハチ公」。
 改札内に「JRハチ公神社」があります。




 とにかく「ハチ公」。




 駅スタンプにも。


 駅前ロータリーには「秋田犬の像」。


 駅前には、今年4月に開館した大館市観光交流施設「秋田犬の里」。 秋田犬ミュージアムや秋田犬展示室、お土産コーナーなど、秋田犬の魅力を最大限に生かした施設だそうです。外観は忠犬ハチ公が帰らぬ主人を待ち続けた、大正から昭和初期の渋谷駅をモチーフとしているそうです。
 今回は時間が無いので、またの機会に。


 これから先、角館駅まで使える「秋田ホリデーパス」を買わないといけません。


 秋田内陸線への乗り継ぎの都合で、別途自由席特急券を購入し、「つがる」2号に乗ります。




奥羽本線上り 特急 つがる2号 秋田行
  始発 青森09:05発
 指定席車両2両、自由席車両2両の計4両でやってきました。


大館        10:16着 10:17発
下川沿        レ       
早口         レ
糠沢         レ
鷹ノ巣       10:31着

 14分で到着。
 一応、同じホームで乗換が出来ます。


 いよいよ、角館駅に向かって下っていきます。

 つづく


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