妙高はねうまラインは、元はJR東日本信越本線の一部で、2015年(平成27年)3月14日の北陸新幹線長野駅・金沢駅間延伸開業の際に並行在来線として経営分離された長野駅・直江津駅間のうち、新潟県内の区間である新潟県妙高市の妙高高原駅と上越市の直江津駅間を結ぶ37.7kmのえちごトキめき鉄道の路線です。
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元は同じ信越本線ですが、2社に経営分離されワンマン運転の運用方法や運用車両の相違などから、相互直通運転は実施されていないため、全ての定期列車は妙高高原駅で乗り換えとなります。
そのため、一部の時間帯を除き同一ホームで10分以内に乗り換えが可能なダイヤが組まれています。
そのため、一部の時間帯を除き同一ホームで10分以内に乗り換えが可能なダイヤが組まれています。
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えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン下り 普通 直江津行 2351M
妙高はねうまラインでは、車両や駅名標には妙高山のフレッシュグリーンと山並みをイメージしたデザインが使われています。
これから乗る、えちごトキめき鉄道ET127系V3編成は、JR東日本から譲渡された元JR東日本のE127系電車です。
塗装はフレッシュグリーンなのですが、デザインは「田辺工業」の広告がラッピングされていました。
会社が2019年(令和元年)に創立50周年を迎えた企画で、2017年(平成29年)9月26日から2年間の予定とアナウンスされていましたが、未だ運行していました。
妙高はねうまラインでは、車両や駅名標には妙高山のフレッシュグリーンと山並みをイメージしたデザインが使われています。
これから乗る、えちごトキめき鉄道ET127系V3編成は、JR東日本から譲渡された元JR東日本のE127系電車です。
塗装はフレッシュグリーンなのですが、デザインは「田辺工業」の広告がラッピングされていました。
会社が2019年(令和元年)に創立50周年を迎えた企画で、2017年(平成29年)9月26日から2年間の予定とアナウンスされていましたが、未だ運行していました。
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妙高高原 ミョウコウコウゲン 12:06発
西側の妙高山は雲の中ですが、東側の斑尾山は頂上まで見えています。
西側の妙高山は雲の中ですが、東側の斑尾山は頂上まで見えています。
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1978年(昭和53年)5月18日に発生した、白田切川土石流災害で被災し、仮復旧を経て1982年(昭和57年)9月20日に白田切川河川改修に伴い新線への移設とともに架け替えが行われた白田切川橋梁。複線を想定した橋梁になっていますが、当時の国鉄の状況から複線化工事には至らなかったようです。
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今も残る、坂口新田トンネルです。
1887年(明治20年)ごろに作られたレンガ造りのトンネルです。
1944年(昭和19年)地質の関係からか、トンネルに歪みが生じたため、横に切り通しをつくって新線を作ったそうですが、トンネルを取ってしまうと崖が崩れてしまうので、内部の崩落を防ぐためにコンクリートで大きく補強し、そこを押さえるためにトンネルを残しているということです。
厚肉煉瓦を使ったもので、土木学会の土木遺産に認定されているとのことです。
1887年(明治20年)ごろに作られたレンガ造りのトンネルです。
1944年(昭和19年)地質の関係からか、トンネルに歪みが生じたため、横に切り通しをつくって新線を作ったそうですが、トンネルを取ってしまうと崖が崩れてしまうので、内部の崩落を防ぐためにコンクリートで大きく補強し、そこを押さえるためにトンネルを残しているということです。
厚肉煉瓦を使ったもので、土木学会の土木遺産に認定されているとのことです。
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これが妙高山の見納めでしょうか?
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妙高高原駅から下ること177m。標高333mの関山駅に着きます。
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関山 セキヤマ 12:14着 12:14発
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1985年(昭和60年)秋まではスイッチバック式の駅でした。
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スイッチバックは全旅客列車の電車化に伴い廃止され、旧ホーム跡は保線車両等の留置線に使用しているようです。
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列車はなおも下っていきます。
左手前方には、1,400m級の容雄山、不動山、大毛無山等が見えてきます。
大毛無山の下斜面には、スキー場とリゾートホテルによる複合リゾート施設のロッテアライリゾートが広がっています。
左手前方には、1,400m級の容雄山、不動山、大毛無山等が見えてきます。
大毛無山の下斜面には、スキー場とリゾートホテルによる複合リゾート施設のロッテアライリゾートが広がっています。
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片貝川を渡り、元国道18号北国街道で現在の新潟県道584号をくぐると、前方にスイッチバックの二本木駅が見えてきます。
手前には本線との分岐点。右手に建物はスイッチバックする折り返し線のスノーシェルターが見えます。木製のスノーシェルターは珍しく、で明治時代の開業時に作られたものでしょうか。
手前には本線との分岐点。右手に建物はスイッチバックする折り返し線のスノーシェルターが見えます。木製のスノーシェルターは珍しく、で明治時代の開業時に作られたものでしょうか。
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直江津からの上り妙高高原行普通電車が、折り返し線に入ってきました。
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やって来たのは日本曹達(株)創立100周年記念ラッピングトレインです。
2020年(令和2年)2月1日に創立100周年を迎えた記念事業の一環として、2016年(平成28年)10月4日から2021年(令和3年)10月3日までの5年間の運行を予定しているそうです。
なお、日本曹達(株)の発祥は、ここ二本木駅に隣接していた二本木工場だそうです。
2020年(令和2年)2月1日に創立100周年を迎えた記念事業の一環として、2016年(平成28年)10月4日から2021年(令和3年)10月3日までの5年間の運行を予定しているそうです。
なお、日本曹達(株)の発祥は、ここ二本木駅に隣接していた二本木工場だそうです。
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こちらの下り列車は二本木駅へ直進します。
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二本木 ニホンギ 12:22着 12:22発
駅付近は約25‰の急勾配が連続することからスイッチバックが採用され、2007年(平成19年)までは、当駅から隣接する日本曹達二本木工場構内への専用線が設けられていた関係上、現在までスイッチバック構造のままとなっています。
スイッチバックした上り列車が隣のホームに折り返してきました。
駅付近は約25‰の急勾配が連続することからスイッチバックが採用され、2007年(平成19年)までは、当駅から隣接する日本曹達二本木工場構内への専用線が設けられていた関係上、現在までスイッチバック構造のままとなっています。
スイッチバックした上り列車が隣のホームに折り返してきました。
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今度はこちらが折り返し線に入りスイッチバックして下っていきます。
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更に下っていきます。前方には新井の市街地が見えます。
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つづく
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