旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション84 「うにバクダン」(八戸駅)

2022-02-03 09:59:23 | 駅弁コレクション
【うにバクダン】(八戸駅)
                            2022.2.3投稿

2008年(平成20年)10月11日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,250円
                       [製造元](株)吉田屋

 掛紙(スリーブ)のデザインは、吉田屋で多く見られる商品写真を載せたものですが、イラストや商品名などが賑やかに書かれています。




 うにの炊きこみ御飯の大きなおにぎりの上に、細切りの大葉と蒸したバフンウニが載っています。


 食べ進めると、中にはうにの佃煮と胡瓜の酢漬けが入っています。


 これが駅弁か!
 『バクダン』。確かにインパクトがあります。
 うにの混ぜ御飯の上にうに。中にはうにの佃煮。うにづくしです。
 細切りのと大葉と胡瓜の酢漬けが良いアクセントです。
 好みの問題ですが、うにだけだと最後は飽きてしまいます。
 手づかみで食べるわけにもいかないし、お箸では食べにくい。短命に終わったのにはこの辺に原因があったのでしょうか。
 現在は販売されていないようです。

 製造・販売の吉田屋と言えば、1961年(昭和36年)の販売開始以来のロングセラー駅弁『八戸 小唄寿司』が有名です。
 創業は、東北本線戦線開通の翌年1892年(明治25年)。
 板前を志す函館の若者が包丁一本を携えて上京の途中、開業したばかりの尻内駅(現 八戸駅)で下車したところ。偶然、駅長の目に留まり、駅員のまかないの仕事を任されることになり、翌年にはおにぎりと漬物だけの弁当をホームで売り始めたのが「吉田屋」の始まりだそうです。
 2013年(平成25年)4月には、東京工場操業を開始しています。
また、創業者の縁もあって、新函館北斗駅舎内で「お弁当カフェ」を営業しています。


2 コメント

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Unknown (e24)
2022-02-03 14:22:17
こんにちは👋😃

面白いお弁当ですね!!
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e24さん バクダンはまだ有ります (旅の窓)
2022-02-03 17:12:37
 八戸市には、『八戸ばくだん』といって、八戸で水揚げされたイカをさいの目状に切った物を、田子産にんにくとしょうがを使った特製醤油ダレに漬け込み、青森県産のいくらや卵(卵黄)をのせたご当地丼があります。また、『うみねこバクダン』というお菓子もあります。
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