旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

米坂線・男鹿線の旅9 奥羽本線に乗って帰途に 奥羽本線下り普通 弘前行 

2019-01-24 11:22:27 | 米坂線・男鹿線の旅
 次に乗る列車は毎日運転している臨時列車です。この臨時列車には、利用状況を把握して利用率が高ければ定期化するし、低ければ廃止するという狙いもあるようですが、事実上定期の定期列車です。
奥羽本線下り 普通 弘前行


大館     11:34発   
 定刻より2分程遅れての発車です。
 大館駅から長峰駅までは複線となります。


 少しずつ高度を上げて行きます。
白沢     11:39着 11:39発   
 下り線は左に、上り線は右にカーブし分かれます。


 地図上では上り線が直進し、下り線は右にカーブし、勾配緩和のために城ヶ倉山の下に掘られた松原トンネルを通って、再び合流しているのが分かります。




陣場     11:46着 11:46発   
 陣場駅と隣の白沢駅は、秋田県で最初に開業した駅です。現在はどちらも無人駅になっています。


 陣場駅を出ると青森県との県境、矢岳峠越えに入ります。
 かつては、最高勾配1,000分の25を7つのトンネルで越えていましたが、現在は3,180mの矢立トンネル1本で越えていきます。


津軽湯の沢   レ 
 ここは、冬期間全ての列車が通過する駅です。


 青森県に入ると一面白くなっています。


碇ヶ関    11:55着 11:56発   
 ここで定刻運転に回復しました。


 JR東日本が、老朽化している除雪用機関車の代替として導入しているENR‐1000が停まっています。箱形の両運転台の機関車のように見えますが、自走できるモーターカーで、機械に分類される「投排雪用保守用車」と言われるもので、ラッセル車・ロータリー車の除雪機能をヘッドの着脱なしに選択出来ることが特長です。


 長峰駅が近づいてくると、岩木山が頭をのぞかせてきました。


長峰     12:00着 12:01発   
大鰐温泉   12:04着 12:04発   
 1991年(平成3年)3月に改称するまでは「大鰐駅」。
 隣接している弘南鉄道大鰐線は「大鰐駅」のままです。
 両駅は跨線橋で繋がっていて、南口と北口がありますが、北口は弘南鉄道管理となっていて、直接JRの利用はできません。


 弘南鉄道大鰐線のラッセル車キ105と電気機関車ED221です。
 

 弘南鉄道にはもう一つ弘南線という路線があり、そちらにもラッセル車が配備されています。


 津軽平野に入りました。りんご畑を目にするようになります。


 遠くに八甲田の山々が見えてきました。


 弘南鉄道大鰐線をアンダーパスすると石川駅に着きます。


石川     12:09着 12:09発   
 石川駅を過ぎると、津軽平野の南端を直進します。
 青森県南地方に住んでいるので、こちらから見る八甲田はなんとも言えません。


 弘南鉄道弘南線が右から近づいてくると弘前駅に到着します。


弘前     12:16着 


 つづく。

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