旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅の小窓~秋田内陸線の利き酒シリーズ「秋田の日本酒」

2020-02-03 14:27:04 | 秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の旅
 秋田内陸線のイベント列車「秋田内陸線の利き酒シリーズ『秋田の日本酒』」に参加しました。
 鷹巣駅発のコースが設定され、余裕をもって日帰り出来るので初めて参加することが出来ました。
 メンバーは、「青森の社長さん」「生徒会長」と私。いつもの『◯◯トリオ』。
 今回も珍道中。そして写真の殆ども「生徒会長」撮影のものを使用しています。
 さて、ふたりは秋田内陸線の乗るのが初めてなので、『秋田内陸線の旅 再び』をベースにガイドブックを作ってみました。


 平日だと通勤・通学の時間帯で混んでいる車内も、今日は土曜日。座席に余裕があります。


 いつもの冬なら白一色になっている所もご覧の通り。
 天気予報では、立春を過ぎた頃には寒さが戻ってくるようですが、降雪量は例年と比べると少ないとか。


 青森駅で乗換。まだ発車していないのに・・・。
 普段はほとんどビールを飲まない「青森の社長さん」が、冷たいうちにビールが飲みたいと言うではありませんか。
 鷹ノ巣駅までは約1時間半。ゆっくり飲んでいけば丁度良いか。


 ところが、異常現象。
 浪岡駅を過ぎた頃「青森の社長さん」が、もうビールはないのと言うではありませんか。
 夏の暑い日以外ビールを飲む事なんてほとんどないと、いつも言っているのに・・・。
 とはいえ、この先、弘前・大鰐温泉・碇ヶ関駅と停車時間は短いし・・・。添乗員としてはなんとかしなくては。
 碇ヶ関駅でサプライズ!
 男3人旅の情報をキャッチした友人の姿がホームに!


 見送りに来てくれました。


 鷹ノ巣駅まであと30分。見よ!この満足そうな笑顔。車内販売のない列車で調達したビールで再び乾杯。「青森の社長さん」は奇跡を呼ぶというか、伝説をつくる。


 鷹ノ巣駅、定刻到着。
 乗り継ぎ時間3分。
 出発進行!


 鷹巣駅から角館駅までの2時間29分の旅です。
秋田の日本酒3種類。
 左は由利本荘市齋彌酒造の「純米吟醸 雪の茅舎」。米の香りと旨味、そして適度な酸味のお酒です。
 ワンカップは大仙市秋田清酒の「純米酒 出羽鶴 秋田冬まつりカップ(ワンカップ1人に1本ですが、ラベルが3種類あったので並べてみました。)」。優しい旨味があります。
 右は湯沢市両関酒造の「純米大吟醸 雪月花」。「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018 大吟醸部門金賞受賞」。のどごしが良い。
 肴は鷹巣の木村精肉店さん。刺身・天ぷら・煮物に焼き物。いぶりがっこも。これは日本酒がすすむ。


 車窓も一つの肴。


 今日の車両はAN8808号車。「叉鬼」の愛称が付いているお座敷車両です。

  
 マタギの里をイメージして造られた観光車両で、車内にはマタギの写真もあります。




 掘りごたつ式の座席で定員40名。全面畳に変更することも可能だそうです。 


 阿仁合駅からは車内販売がありました。
 ここは秋田内陸線車内販売限定、大仙市鈴木酒造の「秀よしカップ」を飲まないわけにはいきません。


 大又川橋梁。


 カメラを構えて人が居ます。


 おそらく、今日から土曜・日曜日の急行もりよし号として運行を開始した、新観光列車【AKITA SATOYAMA TRAIN 笑 EMI『えみ』】がお目当てと思われます。
 その急行「もりよし」2号を、比立内駅で待ちました。


 それにしても、同じ秋田県とは言え由利高原鉄道の「宴会列車」とはずいぶん雰囲気が違います。
 みなさん、雪景色を見ながら静かに日本酒を楽しんでいるという雰囲気。


 我々『◯◯トリオ』は、由利高原鉄道の「宴会列車」の雰囲気に慣れてしまって、ちょっと場違いだったかな。


 結構な空き瓶でした。


 最後は乗車記念を頂いて、無事角館駅に到着。




 待ち時間は駅前の「地酒のふじた」でお土産選び。


 ちょっと千鳥足?


 帰りは伝説を作らず、無事到着。
 野辺地駅前では、13回目となる「のへじ停車場ランタンまつり」が、雪のない中開かれていました。






 「BIWANO52コーヒー」も出店。夜の部ではオリジナルワインの販売もあり、赤ワインで乾杯。


 楽しい一日が過ぎようとしています・・・。
 おしまい


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