旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション57 「がんこおやじ」(仙台駅)

2022-01-04 14:34:32 | 駅弁コレクション
【がんこおやじ】(仙台駅)
                            2022.1.4投稿

2007年(平成19年)10月14日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,000円

           [製造元](株)日本レストランエンタープライズ


 「仙山交流」の文字と舟運イラストがピンとこないデザインの掛紙ですが、これも学生のアイディアでしょうか。


 経木の舟形容器に胡麻小梅漬けが載った俵結びの麦飯が並んでいます。小坊主茄子と赤カブ漬けが添えられています。
 メインの仕切りには銀鮭・カボチャ・蓮根の揚げ浸しと野菜の肉巻きにインゲン・しめじ。
 真ん中には、そばの実となめこの菊花和え・山形名産六田麩のそば粉揚げ・仙台名物笹かま入り数の子わさび和え三陸産イクラ添え・シシトウ素揚げ。
 煮物は芋こ煮(里芋・牛蒡・人参・コンニャク・栗・絹さや)。
 下の仕切りには、カキとブロッコリーの味噌グラタン。




 NREの駅弁としては、かなり手が加わった駅弁です。
 そもそもこの駅弁は、仙台地方振興事務所企画により、宮城学院女子大学と宮城大学の学生が「山海の食材の出会い」をコンセプトに考案した駅弁だそうです。
 国際関係学と食品栄養学&事業構想学とずいぶん性格の違った学生とのコラボレーションが生んだ「仙山交流 食材にこだわる がんこおやじ」の名品と言って良いでしょう。

 製造元の「日本レストランエンタプライズ(NRE)」は、かつての日本食堂を前身とし、現在はJR東日本クロスステーションとなっていますが、駅弁事業は「(株)日本ばし大増」が製造・販売を行っています。


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