まずはスバルインプレッサの修理です。
バルブカバーからのオイル漏れです。
インプレッサやレガシーの水平対向エンジン(ボクサーエンジン)はシリンダブロックが寝転んでいるためか、バルブカバーからオイル漏れ、オイルにじみしているものが多いです。
漏れたオイルがエンジン真下の排気管に垂れて焦げ臭かったり、下の画像のようにプラグホールに溜まったりします。
バルブカバーのねじは構造上増し締めがききませんのでバルブカバーガスケットを交換します。
外したカバーは掃除して
後はもと戻しして漏れ確認、OKですので納車です。
次は88年~95年のC1500シリーズのトラブルのもと、ディストリビューターの修理です。
この年式では燃料ポンプと並んでトラブルが多いですね。
当方では、出先でお客様がトラブった時のためにリビルト(オーバーホールしたもの)の作り置きをしてあります。
ディストリビューターはイグニッションコイルで増幅した電気を1-8-4-3-6-5-7-2(シボレーの場合)という順番で点火プラグに電気を配る所で、不具合があるとエンジンがかからなくなってしまいます。
ディストリビューターを車体から抜き取ります。
下部にあるピンを抜きすべてばらします。
こうなっているものが多いですが、このデスビもピックアップがサビだらけです。
ポールピースもサビサビです。
キャップの取り付けベースも白い粉吹いています。
サンドブラストをかけてサビを落とします。
構成部品はすべて新品交換します。
すぐに車につける場合は、シャフトにエンジンオイルを塗って組み立てますが、今回は在庫用ですので組み付けグリースを塗って組み付けます。
イグニッションモジュールの裏には付属のグリースを塗って、ネジ2本も新品にします。
このねじは取り付けるためだけでなくアースの役目もしていますので状態の良し悪しにかかわらず交換です。
これで終了です。左がダメなもの、右がオーバーホール済みのものです。
ディストリビューターを抜き取ると、エンジンの点火時期の調整が必要になりますので注意が必要です。(ディストリビューターキャップは外しても大丈夫ですのでキャップの中の状態が気になるのでしたら開けてみるのもいいと思います。)
もちろん1番シリンダ圧縮上死点を出してから抜き取ります。
点火時期調整はまたの機会に書きますね。
バルブカバーからのオイル漏れです。
インプレッサやレガシーの水平対向エンジン(ボクサーエンジン)はシリンダブロックが寝転んでいるためか、バルブカバーからオイル漏れ、オイルにじみしているものが多いです。
漏れたオイルがエンジン真下の排気管に垂れて焦げ臭かったり、下の画像のようにプラグホールに溜まったりします。
バルブカバーのねじは構造上増し締めがききませんのでバルブカバーガスケットを交換します。
外したカバーは掃除して
後はもと戻しして漏れ確認、OKですので納車です。
次は88年~95年のC1500シリーズのトラブルのもと、ディストリビューターの修理です。
この年式では燃料ポンプと並んでトラブルが多いですね。
当方では、出先でお客様がトラブった時のためにリビルト(オーバーホールしたもの)の作り置きをしてあります。
ディストリビューターはイグニッションコイルで増幅した電気を1-8-4-3-6-5-7-2(シボレーの場合)という順番で点火プラグに電気を配る所で、不具合があるとエンジンがかからなくなってしまいます。
ディストリビューターを車体から抜き取ります。
下部にあるピンを抜きすべてばらします。
こうなっているものが多いですが、このデスビもピックアップがサビだらけです。
ポールピースもサビサビです。
キャップの取り付けベースも白い粉吹いています。
サンドブラストをかけてサビを落とします。
構成部品はすべて新品交換します。
すぐに車につける場合は、シャフトにエンジンオイルを塗って組み立てますが、今回は在庫用ですので組み付けグリースを塗って組み付けます。
イグニッションモジュールの裏には付属のグリースを塗って、ネジ2本も新品にします。
このねじは取り付けるためだけでなくアースの役目もしていますので状態の良し悪しにかかわらず交換です。
これで終了です。左がダメなもの、右がオーバーホール済みのものです。
ディストリビューターを抜き取ると、エンジンの点火時期の調整が必要になりますので注意が必要です。(ディストリビューターキャップは外しても大丈夫ですのでキャップの中の状態が気になるのでしたら開けてみるのもいいと思います。)
もちろん1番シリンダ圧縮上死点を出してから抜き取ります。
点火時期調整はまたの機会に書きますね。