K氏所有の97年タホ、続きです。
まずは燃料ポンプ交換のためフューエルラインにある燃料フィルターを交換します。
中から多少黒い液体が出てきましたが状態はいいようです。
廃油を受けるトレーは通常黒色のものが多いですが、画像のように銀色のものを使うと中から出てきた異物も発見しやすいのでお勧めです。
フィルターも外れて次は燃料タンクを降ろします。
タンク前側のフレームにカプラーとアース線が付いていますので外します。
ここで少し問題が、、、
このねじはフレームにタッピングビスみたいにねじ込んであるのですが、緩める際にユルユルでした。
カプラーをとめているだけでしたらまだいいのですが、このまま緩んでいたらアース不良をおこしてエンジンがかからなくなるところでしたね。
燃料ラインもすべて外してタンクが降りました。
人が触った形跡がありますのでポンプ交換歴あるようです。
デルコのポンプに交換します。
逆の手順で組んでいきますが、先ほどのねじは再使用せず、アースがきちんと取れるようワッシャー入れて、ボルトナットで取り付けます。
すべて組み終わったらエンジンをかけて燃料の漏れが無いことを確認します。
いいようですので次はディストリビューター交換です。
ディストリビューターはTBIエンジンの車ではトラブルが起きるところが詰まっている部品です。
エンジンがかからなくなるところの上位に食い込みます。
先日も書きましたが、社外新品を使わずデルコをオーバーホールして使います。(MSDなどの高価なものは信用できますが、かなり高価ですので、、、)
デスビをエンジンから抜くのですが、まずは1番シリンダの圧縮上死点を出します。
どこで抜いても元戻しすればいいじゃない、、、という方もいらっしゃいますが作業中何が起こるかわかりません。
必ず1番圧縮上死点を出してからデスビは抜くようにしましょう。
右がオーバーホールしたものです。
ハードパーツは悪くなければ掃除して再使用ですが、ディストリビューターキャップ、ローター、イグニションモジュール、アースビス、ピックアップはデルコ新品を使います。
デスビをエンジンに組み付けたら点火時期の調整です。
助手席足元に点火時期調整用の1Pカプラーがありますのでそれを抜いてエンジンをかけ、ストロボタイミングライトで点火時期を確認します。
きちんと1番圧縮上死点を出してデスビの抜き換えもしていますのでほぼ調整はいりませんが、微調整をして終了です。
今回は不具合があっての整備ではなく、不具合回避の予防整備です。
ノントラブルで走り続けれますように願いながら納車です。
続きまして常連様S氏に紹介いただきましたW氏、bB車検です。
一回り確認するとエンジンのかかりが若干悪いようです。
プラグを抜いてみると限界ですね。
交換しましたらエンジンのかかりが数段よくなりました。
そのほか不フロントのブレーキパッドがもう無いので交換させていただき、リアは掃除と調整でサイドブレーキの踏み代もよくなりました。
こちらも無事納車完了です。
まだまだお待ちいただいてます作業は続きます。
まずは燃料ポンプ交換のためフューエルラインにある燃料フィルターを交換します。
中から多少黒い液体が出てきましたが状態はいいようです。
廃油を受けるトレーは通常黒色のものが多いですが、画像のように銀色のものを使うと中から出てきた異物も発見しやすいのでお勧めです。
フィルターも外れて次は燃料タンクを降ろします。
タンク前側のフレームにカプラーとアース線が付いていますので外します。
ここで少し問題が、、、
このねじはフレームにタッピングビスみたいにねじ込んであるのですが、緩める際にユルユルでした。
カプラーをとめているだけでしたらまだいいのですが、このまま緩んでいたらアース不良をおこしてエンジンがかからなくなるところでしたね。
燃料ラインもすべて外してタンクが降りました。
人が触った形跡がありますのでポンプ交換歴あるようです。
デルコのポンプに交換します。
逆の手順で組んでいきますが、先ほどのねじは再使用せず、アースがきちんと取れるようワッシャー入れて、ボルトナットで取り付けます。
すべて組み終わったらエンジンをかけて燃料の漏れが無いことを確認します。
いいようですので次はディストリビューター交換です。
ディストリビューターはTBIエンジンの車ではトラブルが起きるところが詰まっている部品です。
エンジンがかからなくなるところの上位に食い込みます。
先日も書きましたが、社外新品を使わずデルコをオーバーホールして使います。(MSDなどの高価なものは信用できますが、かなり高価ですので、、、)
デスビをエンジンから抜くのですが、まずは1番シリンダの圧縮上死点を出します。
どこで抜いても元戻しすればいいじゃない、、、という方もいらっしゃいますが作業中何が起こるかわかりません。
必ず1番圧縮上死点を出してからデスビは抜くようにしましょう。
右がオーバーホールしたものです。
ハードパーツは悪くなければ掃除して再使用ですが、ディストリビューターキャップ、ローター、イグニションモジュール、アースビス、ピックアップはデルコ新品を使います。
デスビをエンジンに組み付けたら点火時期の調整です。
助手席足元に点火時期調整用の1Pカプラーがありますのでそれを抜いてエンジンをかけ、ストロボタイミングライトで点火時期を確認します。
きちんと1番圧縮上死点を出してデスビの抜き換えもしていますのでほぼ調整はいりませんが、微調整をして終了です。
今回は不具合があっての整備ではなく、不具合回避の予防整備です。
ノントラブルで走り続けれますように願いながら納車です。
続きまして常連様S氏に紹介いただきましたW氏、bB車検です。
一回り確認するとエンジンのかかりが若干悪いようです。
プラグを抜いてみると限界ですね。
交換しましたらエンジンのかかりが数段よくなりました。
そのほか不フロントのブレーキパッドがもう無いので交換させていただき、リアは掃除と調整でサイドブレーキの踏み代もよくなりました。
こちらも無事納車完了です。
まだまだお待ちいただいてます作業は続きます。