Twisted Works Official BLOG

シボレーC1500、サバーバンを所有していますトラック好きの自動車修理工の作業日記です。

サバーバンブレーキ~カリフォルニアタイムズ

2015-04-13 06:20:46 | 日記
先日作りおきしておきましたK氏所有95年サバーバンブレーキですが、入庫いただき作業です。

が、またまた半ケツです。



まずはブレーキをばらします。



99年までのサバーバンはディスクローターがハブと一体になっていますのでローター交換の際はハブまでオーバーホールさせていただきます。

ハブの中のグリースをすべて取り出し、ベアリングも洗浄して新品ハブシールで組み付けます。



キャリパーは次回オーバーホールさせていただきます。

このサバーもホイールのデザイン上ブレーキがよく見えます。

このようにウレタン塗装しておくと、ブレーキダストで汚れても簡単に綺麗に出来ますしお勧めです。

いつもはACデルコのブレーキパッドを使うことが多いのですが、今回は以前から気になっていましたベンディックスのセミメタリックパッドを使わせて頂きました。

試運転でのフィーリングは良かったです。温まる前からよく効きますしそんなに高価ではありません。

あとはブレーキダストがどれくらい出るか、、、、ですね。


日曜日はI氏軍団がコンベックス岡山で開催されるカリフォルニア タイムズに行かれるとのことでしたので同行させていただきました。

今回が第一回目なのですが協賛にはビックネームがずらりと並ぶカーショーです。

山陽道小谷サービスエリアで待ち合わせします。



広島から2時間弱と近く、天気もいいので気持ちよくクルージングです。

会場はインドアとアウトドアに分かれていて、一般エントリーがアウトドア、招待車両がインドア展示となっています。





インドア展示車両はサンデーピクニックでの受賞車両ですので素晴らしく綺麗で、手が入りまくっています。

表現が悪いかもしれませんが、横浜ホットロッドカスタムショーの雰囲気に近いです。(バイクはいませんが、、、、)


中で気になった車両を何台か紹介です。



































有名な車も沢山いましたし、とにかく綺麗です。

日常の足には出来無そうですが(機能的にではなく、状態を維持する上で、、、)本物ばかりです。

インドアの車両に関しては手抜きの許されない本物ばかりでした。


やる気も出ましたし、目の保養にもなりました


自分用にはフリーマーケットでタイロッドスリーブ買って来ました。




今週も多数入庫予定ありますのでがんばります。

タホ ブレーキ組み付けです。

2015-04-11 02:53:16 | 日記
昨日のブログで書きましたI氏所有の2000年タホ、ブレーキ修理の準備が出来ましたので入庫いただきます。

と言っても、、工場いっぱいなので半ケツ状態での作業です。




とりあえず今ついているブレーキを取り外し



ブレーキローターとキャリパーブラケットを取り付けます。



キャリパーのボルトは仕様変更になっています。トルクスよりヘックスの方がやりやすいですもんね!



続いてブレーキパッド、キャリパーを取り付けます。



キャリパーブラケットを黒にしたので締まって見えて私好みです。


キャリパーを交換しましたのでブレーキフルードのエア抜きをしてブレーキは終了です。



このほかナビのバックカメラとリアゲートのアウターハンドルも交換させていただき納車です。


ホイールのデザインにもよりますが、このホイールですとチラリと見えてかっこいいですね!!



社外のハイパフォーマンスブレーキもいいですが、純正新品交換の際はこうして手を入れてやるのもいいのでは、、、と思います。



K氏所有の95年サバーバン用ブレーキも進めます。

塗装しますのでマスキングして



白に塗っていきます。



こちらも完成しましたので入庫待ちです。




代車のbBオープンデッキですがようやくスタッドレスから夏タイヤに交換します。



2本はもう山がありませんでしたので交換しました。



これで安心です。今回はGood Yearを使ってみます。


壮大なプロジェクトを予定していますT氏所有の95年C1500。

打ち合わせに来ていただきました



こちらも作業が楽しみです。


もう3時過ぎましたねぇ、、、、、

明日もがんばります!!!!!



ブレーキ続きます。

2015-04-10 10:04:29 | 日記
先日書きましたI氏所有の2000年タホ、フロントブレーキも修理させていただきます。

ブレーキの減りが内側、外側で著しく違うのでパッド、ローター、キャリパーをセットで交換させていただきます。

今回はACデルコのものを使います。



新品部品をこのまま使ってもいいのですが、さびが出たりしますので塗装します。


色は先日リアをやらせていただきましたのと一緒のゴールドです。

キャリパーブラケットはマスキングしてブラックに。






キャリパーもマスキング、脱脂してまずはサフェーサーで塗ります。



その後でゴールド、クリヤーと塗っていきます。




乾燥を待つ間にローターはドリルドにしていきます。



これであとは入庫待ちです。



同じ作業は続くものでK氏所有の95年サバーバンもフロントパッドがないようですので修理させていただきます。

フロントローターも状態がよくないので交換します。

まずは外注先にてローターを研磨



こちらもハブ廻りが汚いので塗装します。



マスキングしてサンドブラストで汚れ落とし&塗装の下地を作ります。



こちらもドリルド加工します。



あとは塗装して入庫いただくだけとなりました。

同じ作業がまだ後2台、鼻の穴の中が金属粉だらけで気持ち悪いです。



自分の車用のプロジェクトもボチボチスタートです。



こちらは詳しくは後日!!

アクスルベアリング 交換

2015-04-08 20:30:51 | 日記
今日は寒かったですねぇ、、、、

予報どおりとはいえ4月でこれはびっくりしますね。

春ももうすぐ!皆さん風邪などひかないように気をつけてくださいね。


話は変わって、当方はC1500、タホ、サバーバン、シルバラードの入庫が多いのですが他の車種はやらないというわけではありません。



Sさん所有の64年インパラ、アクスルの修理です。



ハイドロつきのコンバーです。

今回の不具合は走行中に右後ろの車軸あたりからオイル漏れです。

もれているのはデフオイルですのでアクスルシャフトベアリングとシールを疑って持ち上げます。



シボレーですがフォードナインのデフが入っています。

やはり車軸にガタがありますし、なんかオイルシールの切れたのが顔を出しています。



リアもディスクブレーキに改良済みですがブレーキローターも油だらけです。



ベアリングごとシャフトを抜き取ります。






シャフトからベアリングを抜き取ると軽く焼きつきの痕も、、、、



今回は間に合いませんが次回は交換したほうがよさそうですね。


デフオイルまみれだった部品は洗浄しておきます。



ベアリングが壊れてシャフトが首を振っていたからでしょう、オイルシールも変な削れ方しています。




ベアリング類をプレスで圧入して車に組み付けます。




ベアリングのガタ、オイル漏れもなくなりましたがユニバーサルジョイントのガタを見つけてしまいました、、、、、

次回の修理ですね、、、、

ホーシングが曲がってない事を祈りつつ、次回入庫を待ちます。



続いてT君所有のブロアムです。

ノンハイドロの車両です。現在タワー組んでワイヤー履かせていますがダサかっこよさを求めて純正ホイールに戻します。

純正ホイールならすぐ見つかるよ、、、、、と思っていましたが程度のいいものはないモンですねぇ、、、、

仲間のアメ車屋さんにあった物を譲って頂くことになりました。



ホワイトリボンを掃除して(左側)

裏側もコツコツと掃除します。



あとは取り付けを待つのみです。


H氏に注文いただきましたサーフも入庫



まだまだやることは沢山です。

今週日曜のCalifornia Times  行きたいんだけどなぁ、、、、


ディストリビューターオーバーホール

2015-04-07 07:48:01 | 日記
まずはスバルインプレッサの修理です。

バルブカバーからのオイル漏れです。

インプレッサやレガシーの水平対向エンジン(ボクサーエンジン)はシリンダブロックが寝転んでいるためか、バルブカバーからオイル漏れ、オイルにじみしているものが多いです。

漏れたオイルがエンジン真下の排気管に垂れて焦げ臭かったり、下の画像のようにプラグホールに溜まったりします。



バルブカバーのねじは構造上増し締めがききませんのでバルブカバーガスケットを交換します。

外したカバーは掃除して



後はもと戻しして漏れ確認、OKですので納車です。



次は88年~95年のC1500シリーズのトラブルのもと、ディストリビューターの修理です。

この年式では燃料ポンプと並んでトラブルが多いですね。

当方では、出先でお客様がトラブった時のためにリビルト(オーバーホールしたもの)の作り置きをしてあります。

ディストリビューターはイグニッションコイルで増幅した電気を1-8-4-3-6-5-7-2(シボレーの場合)という順番で点火プラグに電気を配る所で、不具合があるとエンジンがかからなくなってしまいます。

ディストリビューターを車体から抜き取ります。




下部にあるピンを抜きすべてばらします。



こうなっているものが多いですが、このデスビもピックアップがサビだらけです。



ポールピースもサビサビです。



キャップの取り付けベースも白い粉吹いています。




サンドブラストをかけてサビを落とします。



構成部品はすべて新品交換します。



すぐに車につける場合は、シャフトにエンジンオイルを塗って組み立てますが、今回は在庫用ですので組み付けグリースを塗って組み付けます。



イグニッションモジュールの裏には付属のグリースを塗って、ネジ2本も新品にします。

このねじは取り付けるためだけでなくアースの役目もしていますので状態の良し悪しにかかわらず交換です。



これで終了です。左がダメなもの、右がオーバーホール済みのものです。



ディストリビューターを抜き取ると、エンジンの点火時期の調整が必要になりますので注意が必要です。(ディストリビューターキャップは外しても大丈夫ですのでキャップの中の状態が気になるのでしたら開けてみるのもいいと思います。)

もちろん1番シリンダ圧縮上死点を出してから抜き取ります。

点火時期調整はまたの機会に書きますね。