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皆様、穏やかに新しい年をお迎えのことと思います。
初詣では、地元の当麻山(タイマサン)無量光寺にいってきました。無量光寺は、1261年、一遍上人23歳の諸国遊行の折にこの地で修行したことが寺の起こりとなっています。
今年の冬は例年よりも寒い日が続いているせいで、毎年正月には開花しているロウバイがまだつぼみのまま。しかし、池の畔には日本水仙が咲いていました。
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山門の石段手前右側にナギの大木があります。葉脈は普通の木の葉と異なり、すべて縦になって入るのが特徴です。ナギは針葉樹に属するそうですが、葉は針葉樹とは思えないほど広くなっています。紀伊半島・四国以南の暖地に自生します。熊野速玉大社、春日大社にも植えられ天然記念物になっています。
ナギは凪に通じており、海上安全を願って神木として植えられ、その葉はお守りとして使われるそうです。家内安全、縁結びにも御利益があるということです。
今年こそ平和な一年でありますように。