四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

相模原のこもれびの森

2011-02-23 20:15:00 | 相模原・県央
冬晴れの午後、家から歩いていける「こもれびの森」を散策しました(2月21日)。
ここは首都圏最大規模の平地林で、元々クヌギ・コナラの薪炭用の雑木林。現在では市が永久保存林に指定し、広い面積の落葉広葉樹林になっています。





クヌギ(↑)の樹皮には、深い溝があります。コナラ(↓)の樹皮も溝がありますが、尾根の部分が平坦になっています。



交配種ではないサクラの仲間では、ヤマザクラ(↓)、ウワズミザクラ、イヌザクラが見られます。



その他の落葉樹は、イヌシデ、ミズキ、クマノミズキ、マユミ、コブシなど。
コブシは光を求めて背が高くなっており、明るい林のかなり高いところに花を咲かせます。



「NPO法人相模原こもれび」が中心になり、間伐採や下草刈りを行い、雑木林を健全に保っています。
落葉広葉樹林の下には、毎年ヤブラン、キツネノカミソリなどがあちこちに咲きます。オカトラノオやフデリンドウも咲くそうなので楽しみです。

こもれびの森を出たところの畑に紅梅が咲いていました。夕方近くの低い光を受けてオレンジ色がかり、なんとも言えない暖かい色味になっていました。




(16:47)

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