生田緑地ばら苑

６月１日　曇り

午前中、新百合ヶ丘で「八日目の蝉」を観る。永作博美の熱演が光っていました。午後、生田緑地ばら苑へ。

生田緑地ばら苑は元々向ヶ丘遊園のばら苑でしたが、向ヶ丘遊園が閉鎖された後、ばら苑の存続を求める市民の声に応えて2002年に川崎市が引き継ぎ、春と秋の年2回、一般公開されています。このばら苑は多くの市民ボランティアの協力を得て維持・管理されています。この春の公開は5月19日（木）～6月5日（日）。



長い坂を上ると、雑木林に囲まれたばら苑全体を見渡せる入り口に着きます。



＜ハイブリッド・ティ・ローズ（HT)＞
大輪四季咲き性を特徴とするバラで、天津乙女、ピース、クイーン・エリザベス、プリンセス・ドゥ・モナコなどがあります。





ピース（Madam.A.Meilland)　 仏：メイアン1945年作出
1976年に真っ先に殿堂入りしたバラです。このばら苑には殿堂入りしたバラ14種類のうち１３種類があります。
このピースの所には女性たちが「綺麗ね～。携帯の待ち受けにしよう！」などと言って集まっていました。紫がかったピンクで縁どられたおしゃれなバラです。



プリンセス・ドゥ・モナコ(Princess de Monaco)　仏：メイアン1982年作出

＜モダン・シュラブ・ローズ（MS)＞
半つる性のバラで、枝垂れて花を咲かせます。よく見かけるカクテル、我が家にもあるバレリーナ、ピンク・スプレーなどがあります。



ピンク・スプレー(Pink Spray) 　ベルギー：レンス1980年作出

＜クライミング・ローズ（Cl)＞
つるを伸ばし、たわわに花を咲かせるバラ。近所で見事に咲いていたスパニッシュ・ビューティ、のぞみなどがあります。



のぞみ（Cl Min)　日：小野寺透1968年作出

＜イングリッシュ・ローズ＞
オールド・ローズとモダン・ローズの長所を活かして、イギリスのバラ育生家、デイビッド・オースチン氏が作出したバラ。2008年にばら苑開園５０周年を記念してイングリッシュ・ローズ・コーナーが設けられました。





今美しく咲き、カメラを向ける人が多くいました。淡いオレンジ色から淡いピンクに色変わりする柔らかい色合いが素敵です。

来年はもう少し早い時期に来て、殿堂入りのバラ13種類などをじっくり鑑賞したいと思います。