四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

身延町へ

2011-06-11 10:20:00 | 甲州・信州への旅
6月7,8日、山梨県身延町へ



宿泊した下部温泉のホテル7階からの風景です。目の前に赤松林があります。



赤松の枝の分岐を利用して、アオサギの巣がいくつもあり、子育て中の様子でした。アオサギは一夫一妻。集団で営巣しますが、こんな人目に触れ、陽が照り、雨の降り注ぐところが彼らの子育てに適した場所とは意外でした。

その晩、ホタルを観る催しに参加しました。川沿いに歩き、30分位の間に見られたゲンジボタルは合計5匹だけでした。「例年は今頃100匹位飛びますが、今年はホタルの出が遅れている」とのことです。



翌朝、身延町なかとみ和紙の里を通りかかる。平成13年に天皇・皇后両陛下が行幸された記念碑がありました。



富士川から少し入った山間の田園風景です。この辺りではヘイケボタルが飛びますが、「今年は飛んでいない、先日の大雨で流されたのではないか」とのことです。
近年、猪と鹿が畑を荒らす被害拡大のため、山の輪郭(平野部との境界)に沿って延々と金網が張り巡らされていました。



民家の庭でテングチョウが多数飛び回っていました。休耕田では飛んでは止まる個体が何頭も同時に見られました。



テングチョウ タテハチョウ科 年1回、5月下旬~6月上旬に出現
一斉に羽化した直後と思われます。



ヒョウモンチョウがツツジの葉の間に舞い降り休憩中です。ウラギンヒョウモンのようです。
ウラギンヒョウモン タテハチョウ科 年1回、5月下旬~6月上旬に出現
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