自然教育園は、東京都港区白金台にあり、都心でありながら、武蔵野の豊かな自然が残されています。
古くは、中世の豪族の館であり、江戸時代には高松藩主松平頼重の下屋敷、明治時代には陸・海軍の火薬庫、大正時代には白金御料地であった場所で、1949年に全域が天然記念物に指定され、同時に一般公開されるに至りました(自然教育園パンフレット)。
カリガネソウ(クマツヅラ科カリガネソウ属)
園内は鬱蒼とした樹木が多く薄暗い環境ですが、入口付近の幅の広い歩道脇には日が当たり、草花が観察できるよう配慮されていました。
カリガネソウは、薄暗く湿った林縁に見られる多年草。花期は8~10月。
ハグロソウ(キツネノマゴ科ハグロソウ属)
湿った林縁に見られる多年草で、花期は9~10月。花は上唇、下唇に別れる。
アカタテハ
武蔵野植物園と呼ばれる辺りは、樹木が疎らで日の差し込む明るい空間になっており、アザミが数カ所に咲き、蝶たちが集まっていました。撮影に没頭していた男性のジーパンにアカタテハが止まる。「アカタテハが止まっていますよ」と声を掛けましたが、望遠レンスなので自分では撮影できない様子。代わりに撮らせてもらいました。
アオスジアゲハ
しばらくして、その男性から「アオスジアゲハがそこに止まっていますよ」と教えてもらう。葉の上で静かに休んでいました。アオスジアゲハといえば、花の上で小刻みに翅を震わせて蜜を吸う姿ばかり見て来ましたが、身動ぎしない姿は珍しい。
アオスジアゲハ
やがて少し翅を開き加減に。そしてアザミの花へと飛んでいく。
水性植物園の池
ツリフネソウ
近くの湿原にツリフネソウが咲いていました。日影の湿地には、大群落がありました。
今日の収穫は、写真に収めることができませんでしたが、ゴイシシジミを目撃できたことです。ササの茂る小川沿いの草むらからちらちらと舞うようにして歩道に出てきて反対側の草むらに入り、一旦止まるのを見るとゴイシシジミでした。神奈川でもめったに観察できないゴイシシジミに東京の港区で遭遇するとは!
ゴイシシジミの幼虫は肉食性で、ササに付くアブラムシを食べて育ちます。
帰りに展示事務所に立ち寄ると、園内で見られるチョウが展示されていました。説明の表では、現在46種類の蝶が見られ、ゴイシシジミは「一時期見られなかったが、近年再び見られるようになった蝶」に分類されていました。
古くは、中世の豪族の館であり、江戸時代には高松藩主松平頼重の下屋敷、明治時代には陸・海軍の火薬庫、大正時代には白金御料地であった場所で、1949年に全域が天然記念物に指定され、同時に一般公開されるに至りました(自然教育園パンフレット)。
カリガネソウ(クマツヅラ科カリガネソウ属)
園内は鬱蒼とした樹木が多く薄暗い環境ですが、入口付近の幅の広い歩道脇には日が当たり、草花が観察できるよう配慮されていました。
カリガネソウは、薄暗く湿った林縁に見られる多年草。花期は8~10月。
ハグロソウ(キツネノマゴ科ハグロソウ属)
湿った林縁に見られる多年草で、花期は9~10月。花は上唇、下唇に別れる。
アカタテハ
武蔵野植物園と呼ばれる辺りは、樹木が疎らで日の差し込む明るい空間になっており、アザミが数カ所に咲き、蝶たちが集まっていました。撮影に没頭していた男性のジーパンにアカタテハが止まる。「アカタテハが止まっていますよ」と声を掛けましたが、望遠レンスなので自分では撮影できない様子。代わりに撮らせてもらいました。
アオスジアゲハ
しばらくして、その男性から「アオスジアゲハがそこに止まっていますよ」と教えてもらう。葉の上で静かに休んでいました。アオスジアゲハといえば、花の上で小刻みに翅を震わせて蜜を吸う姿ばかり見て来ましたが、身動ぎしない姿は珍しい。
アオスジアゲハ
やがて少し翅を開き加減に。そしてアザミの花へと飛んでいく。
水性植物園の池
ツリフネソウ
近くの湿原にツリフネソウが咲いていました。日影の湿地には、大群落がありました。
今日の収穫は、写真に収めることができませんでしたが、ゴイシシジミを目撃できたことです。ササの茂る小川沿いの草むらからちらちらと舞うようにして歩道に出てきて反対側の草むらに入り、一旦止まるのを見るとゴイシシジミでした。神奈川でもめったに観察できないゴイシシジミに東京の港区で遭遇するとは!
ゴイシシジミの幼虫は肉食性で、ササに付くアブラムシを食べて育ちます。
帰りに展示事務所に立ち寄ると、園内で見られるチョウが展示されていました。説明の表では、現在46種類の蝶が見られ、ゴイシシジミは「一時期見られなかったが、近年再び見られるようになった蝶」に分類されていました。