2012年も多くの蝶との出会いがありました。長野県・山梨県にもでかけましたが、今回は普段出掛けている町田市・相模原市・小田原市で出会った蝶たちを振り返って1年を締め括りたいと思います。
冬
雪の翌朝のウラギンシジミ(1月24日)
新年早々、町田の谷戸を訪れたら、ウラギンシジミが同じ木の葉裏に何頭も静止していました。この越冬態勢が春まで続くのかと期待して通った日々。
雪がやんだ1月24日の朝、元気で生きているか見に行った時の写真です。雪解けのしずくが葉を伝い、ウラギンシジミも無事吸水できただろうとホッとした瞬間です。
春
ギフチョウ(4月9日、相模原市緑区)
この日は汗ばむような陽気で蝶愛好家も多く、庭先に咲くカタクリにギフチョウが吸蜜しに訪れた時は、大勢が押しかけての撮影になりました。翌日の朝日新聞には、これとほぼ同じアングルでの写真を載せた「春の女神が舞う」との紹介記事が掲載され、世の中は狭いものだと改めて思いました。
ミヤマカラスアゲハ♀とオナガアゲハ♂(5月17日、町田市)
渓流沿いのオオムラサキツツジが咲きそろい、ミヤマカラスアゲハとオナガアゲハが仲良く吸蜜しに来ていました。
初夏
ヒオドシチョウ(6月13日、町田市)
多摩丘陵の草地斜面に新鮮なヒオドシチョウが舞い降りました。近付くと、丸太の柵に移動し、長いこと撮影に付き合ってくれました。まだ初々しく人を恐れないようでした。この付近で羽化したばかりではないかと思います。
盛夏
足柄平野からの富士山(8月2日、小田原市)
暑いさなかでしたが、長く勤めていた小田原の酒匂川流域を歩きました。田んぼの向こうに酒匂川の堤防、その奥に箱根の尾根と矢倉岳、富士山が見渡せます。
アサマイチモンジ
この付近にはアサマイチモンジが見られました。普段みるのはイチモンジチョウばかりなので新鮮な出会いでした。
秋
キアゲハ(9月12日、相模原市南区)
相模原公園の蝶を調査することになり、朝花壇に行くと、ブルーサルビアにキアゲハが来て長時間吸蜜を楽しんでいました。
ボリジ(11月7日)
ボリジという1年草の種がこぼれ、2株密かに咲いていました。丹念に歩いているとこういう思わぬ発見も。
晩秋
ムラサキシジミ♀(11月18日、町田市)
初冬から気温の低い日が続きましたが、そうなる前に見つけた、ムラサキシジミの日向ぼっこ姿です。
この1年、ご訪問いただどうもきありがとうございました。
それでは皆さん、どうぞ良い年をお迎えください。
冬
雪の翌朝のウラギンシジミ(1月24日)
新年早々、町田の谷戸を訪れたら、ウラギンシジミが同じ木の葉裏に何頭も静止していました。この越冬態勢が春まで続くのかと期待して通った日々。
雪がやんだ1月24日の朝、元気で生きているか見に行った時の写真です。雪解けのしずくが葉を伝い、ウラギンシジミも無事吸水できただろうとホッとした瞬間です。
春
ギフチョウ(4月9日、相模原市緑区)
この日は汗ばむような陽気で蝶愛好家も多く、庭先に咲くカタクリにギフチョウが吸蜜しに訪れた時は、大勢が押しかけての撮影になりました。翌日の朝日新聞には、これとほぼ同じアングルでの写真を載せた「春の女神が舞う」との紹介記事が掲載され、世の中は狭いものだと改めて思いました。
ミヤマカラスアゲハ♀とオナガアゲハ♂(5月17日、町田市)
渓流沿いのオオムラサキツツジが咲きそろい、ミヤマカラスアゲハとオナガアゲハが仲良く吸蜜しに来ていました。
初夏
ヒオドシチョウ(6月13日、町田市)
多摩丘陵の草地斜面に新鮮なヒオドシチョウが舞い降りました。近付くと、丸太の柵に移動し、長いこと撮影に付き合ってくれました。まだ初々しく人を恐れないようでした。この付近で羽化したばかりではないかと思います。
盛夏
足柄平野からの富士山(8月2日、小田原市)
暑いさなかでしたが、長く勤めていた小田原の酒匂川流域を歩きました。田んぼの向こうに酒匂川の堤防、その奥に箱根の尾根と矢倉岳、富士山が見渡せます。
アサマイチモンジ
この付近にはアサマイチモンジが見られました。普段みるのはイチモンジチョウばかりなので新鮮な出会いでした。
秋
キアゲハ(9月12日、相模原市南区)
相模原公園の蝶を調査することになり、朝花壇に行くと、ブルーサルビアにキアゲハが来て長時間吸蜜を楽しんでいました。
ボリジ(11月7日)
ボリジという1年草の種がこぼれ、2株密かに咲いていました。丹念に歩いているとこういう思わぬ発見も。
晩秋
ムラサキシジミ♀(11月18日、町田市)
初冬から気温の低い日が続きましたが、そうなる前に見つけた、ムラサキシジミの日向ぼっこ姿です。
この1年、ご訪問いただどうもきありがとうございました。
それでは皆さん、どうぞ良い年をお迎えください。