四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

ウツギに集まる蝶

2013-06-01 21:20:00 | 相模原・県央
相模川河岸段丘沿いの林縁を歩きました。ウツギに色々な蝶が集まっていました。


キタテハ(5月27日撮影)


キタテハ 同一個体

キタテハの春型です。出現から日が浅いせいか、まだあまり多くないようです。


トラフシジミ

あまり見る機会の多くないトラフシジミもウツギの花の近くで見られました。これは、春型です。


ルリシジミ

ルリシジミの第2化が最近増えてきました。第1化に比べて大きく数も多いように感じます。


イチンモンジチョウ

イチモンジチョウは、ちょうどウツギの咲く頃第1化が出てきます。去年もウツギでの吸蜜を町田で観察しました。


テングチョウ


テングチョウ♂ 

この日は、ウツギに集まるもの、梢でちらちら飛ぶもの、争って上空を飛ぶもの、地面で群れ飛ぶものなど、とにかくテングチョウの数がすごい一日でした。
成虫で越冬し、6月頃に新生蝶が出現します。

現地をご案内いただきたNさん、御世話になり有難うございました。

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幻の花“吉祥天”

2013-06-01 20:50:00 | 相模原公園・北公園
相模原公園のサカタのタネグリーンハウスで、幻の花“吉祥天”が咲きました。




吉祥天(5月29日撮影)

アガベ(リュウゼツラン)科アガベ・パリーが正式名です。アガベ類は、メキシコ半島に多く自生する多肉植物で、100年に一度咲くともいわれ、センチュリー・フラワーとも呼ばれますが、実際は30~40年に一度咲くものが多く、咲き終わったらその一生を終えます。相模原公園では5月21日に咲き始めました。開花期間は、約1ヶ月とのことなのでまだ見ることができますが、咲いた順に下からしおれていくので、見るなら早めが良さそうです。

アガベ(リュウゼツラン)の仲間は200種類ほどあり、テキーラの原料としても有名です。

※相模原公園 サカタのタネグリーンハウス展示の資料より引用


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