四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

モンキチョウの観察

2014-03-18 20:31:00 | 南多摩
3月18日
春一番が吹いた今日、谷戸の草地斜面を訪れると砂塵が舞っており、果たして蝶が出てくるのか疑問でした。先ほどすれ違った調布の男性が「そろそろミヤマセセリがいないかと思って見に来た」と言っていたので、以前目撃した栗林林床を覗きましたが、まだでした。草地斜面に戻ると、強風が少し和らいだようで、モンキチョウが何頭か飛ぶのが見えました。そのうち日が陰り、飛んでいたモンキチョウが身を隠しました。


身を隠した環境


待機中のモンキチョウ

探してみると、枯草の茎と葉に脚を絡ませて、強風に耐えていました。近づいてもあまり反応しなかったので、手前の邪魔な枯葉を取り除いたりして撮影。


交尾中のペアとちょっかいを出す♂

草地斜面を少し上ると、一視野に8頭も飛ぶのが見え、交尾中のペアに♂が絡む場面にも出くわしました。今が最盛期のような賑やかさでしたが、全体的にまだ新鮮さを保っているようでした。


移動した交尾中のペア

交尾中のペアがゆっくりと飛んで、1m位先の草の中に着地し、風で体勢が動いても飛び立たず長時間過ごしていました。写真は、スーパーマクロモードでの撮影です。


休憩中のモンキチョウ

飛翔中のモンキチョウを目で追っていると、程なく休憩する姿が多いように感じました。強風の中での活動なので疲れるのでしょうか。観察は13時から14時にかけてでした。時間帯によるのか、配偶行動に終始しているように見受けられ、吸蜜シーンは一度も見かけませんでした。

新生蝶の初見
♪モンキチョウ 3月16日(さいたま市見沼区)
♪ベニシジミ 3月16日(同上)

使用カメラ:FUJIFILM X-S1
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