四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

ミゾソバとキタテハ

2014-10-21 20:02:00 | 相模原・県央
10月16日

この日は、前回と違う場所でアサギマダラとの出会いを期待して出掛けました。網を持った男性が休耕田脇の歩道の20m位先を歩き、その網を2振りして何かを仕留めたようでした。すぐに追いつき話しかけるとアサギマダラ♀でした。蝶の重さを調べているそうで、家に持ち帰って重さを測りまたここに戻って放すとのこと。撮影出来ず悔しい思いをしました。ちなみに、アゲハチョウ0.3g、アサギマダラ0.2g、ヤマトシジミ0.01gだそうです。
そのあと、もう1頭、林内飛翔中の個体を見かけました。

気を取り直して休耕田を見下ろすと、ミゾソバで蜜を求めるキタテハが見えました。





キタテハ秋型♀

新鮮な秋型♀で、人を恐れず近付けたので、色々な角度からの撮影を試みました。秋型の翅裏は赤みを帯びた褐色ですが、複眼まで褐色に見えました。
※秋型では、翅裏の外縁が♀は濃褐色、♂は黄褐色になります (1)
図鑑(1)記載の「♂は外縁が淡黄色」は訂正すべきです。



立っていると、キタテハ嬢からこちらに近付いてカメラの真下で吸蜜を始めました。翅が画面からはみ出す寸前でした。


同一個体(ノートリミング)

今度はサイドから撮影。胴体・翅表の上の毛がフサフサです。



テングチョウは複数おり、ミゾソバ・セイタカアワダチソウを訪花していました。6月頃に羽化し夏眠して秋に再び出現と言われてきましたが、近年、2化説・3仮説も出ています。この個体はキレイで、羽化からそう遠くないような気がします。






老いたクモガタヒョウモン♂も現れました。5月後半頃羽化し夏眠を経て秋に再び出現しますが、こちらは、長い生活を経て翅が痛々しい程破損していました。今年のヒョウモン類はこれで見納めになりそうです。


クモガタヒョウモン♂

ツリフネソウが咲いていました。山地では8月に見ていますが、低地では今頃開花のようです。


ツリフネソウ

参照資料
(1)日本チョウ類保全協会編、フィールドガイド日本のチョウ、誠文堂新光社
(2012)
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10 コメント

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Unknown (silkcotton)
2014-10-22 17:37:28
傍までやってきてカメラも怖がらないというのはうれしいですね。痛んだクモガタヒョウモンの羽を見ていると夏をしっかり楽しんだのだろうと思いますが、痛々しいです。長く蝶たちも秋を楽しめたらいいですね。
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silkcottonさんへ (twoguitar)
2014-10-22 20:29:33
あちこち歩いていると、時々人を恐れない蝶に出会うので、それも大きな喜びですね。
接近すると少し避けたりしますが、撮影に協力的です。
クモガタヒョウモンは、随分翅が擦り切れており、大風の影響を何度も受けたような印象を受けます。
しかし、長寿のお陰で生活を十分に楽しんだことでしょうね。
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フィールドガイド日本のチョウの正誤表が日本 (uke-en)
2014-10-22 23:00:12
チョウ類保全協会サイト(だったと思う。)に
あったハズですが、改めて探しても見つかりま
せん。この件が載ってたかどうかは知りません。

アゲハでも0.3gですか。クロアゲハやミヤマカ
ラスアゲハに乗ってもらったときは、ズッシリ
重みを感じ、流石に違うと思ったのですが。
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uke-enさんへ (twoguitar)
2014-10-23 07:16:54
フィールドガイド日本のチョウの正誤表の存在は知りませんでしたが、見つかりました。
http://japan-inter.net/jbcs/ButterflyGuideErrata20120907.pdf
そこには、キタテハの項はないようですね。気が付いていないのでしょうか。
アゲハよりも大きなクロアゲハ、ナガサキアゲハやモンキアゲハはもっと重そうですね。

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アサギマダラとの出会いを期待されてお出掛けされたのに、網を持った男性が恨めしい限りですね。 (良さん)
2014-10-23 16:12:54
翅がボロボロのクモガタヒョウモンの♂、痛々しいですがその生命力に、ただただ脱帽するばかりです。
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テングチョウは、2化説・3仮説もあるのですね。 (オコジョ)
2014-10-23 21:02:39
そうすると夏にも見られてもよさそうな気がするのですが・・・
小さな蝶たち、でもわからないことがいろいろとありそうですね。
ツリフネソウがまだ咲いているのですね。
季節が違いますね。
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良さんへ (twoguitar)
2014-10-23 21:13:09
普段歩く場所がローカルなせいか、網を持った人とはあまり出会うことがないのですが、あの日は失敗でした。もう少し早く家を出ていれば良かったのですが。
クモガタヒョウモンなどヒョウモン類の翅の傷み様を見ると確かに強い生命力を感じますね。
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オコジョさんへ (twoguitar)
2014-10-23 21:16:18
テングチョウの化性については、まだ定説がない状態ですが、2仮説・3仮説には色々な状況証拠があるようです。
まだ分からないことがあるから、蝶の生態観察が楽しめる面もありますね。
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こんにちは。 (えむり)
2014-10-25 15:06:19
アサギマダラとの出会い、残念でしたね。
私も今日アサギマダラに会いに出かけたのですが、
会えませんでした。

網を持った人、たまに会います。
日向薬師でも会いました。
今日、テングチョウに会いました。
先日、セイダカアワダチソウでも会いましたが、どちらもきれいな個体でした。

お庭のフジバカマはいかがですか?
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えむりさんへ (twoguitar)
2014-10-25 21:18:24
カメラ派の身分では、網を持つ人がいると気を使いますね。
今頃会うテングチョウはだいたいきれいなので、6月発生とはとても思えませんね。
庭のサワフジバカマは今が開花期ですが、あまり家にいないせいもあって、僕自身は蝶訪花を目撃していません。妻は、ツマグロヒョウモン訪花を確認しています。
アサギマダラ訪問は夢のまた夢なのでしょうか。
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