四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

広町緑地~鎌倉緑地へ(1)

2011-07-30 15:22:00 | 湘南
7月27日

朝日カルチャーセンター教養講座「鎌倉古道歩き」の広町緑地散策に参加しました。
コース : 湘南モノレール西鎌倉駅-龍口明神社-広町緑地-鎌倉山-月影地蔵-江ノ電極楽寺駅



最初に龍口明神社を参拝。案内の講師より「縁起によれば、江の島弁財天の霊感に感じた深沢に棲んでいた五頭龍を祀ったのが始まり。江の島神社とは夫婦神社とされる」との説明がありました。



広町緑地に向かう途中で咲くモントブレチア。街中で見るよりも花が活き活きと感じられました。
ヒオウギスイセンとヒメトウショウブの雑種とされ、南アフリカの原産。明治中頃に渡来しました。

広町緑地
鎌倉市の旧市内から離れた西部にあり、鎌倉山と七里ガ浜との間にあり、江の島方面に広がる緑豊かな丘陵の森。広さ48ヘクタール(江の島の1.3倍)。



広町緑地に入ると、照葉樹が多く、歩道の左右に浅い谷戸が続く地形となり、モンキアゲハや他のアゲハ類があちこちで飛翔していました。モンキアゲハは多摩丘陵や相模原では見ない蝶で、湘南に来たという印象を強く持ちました。
写真(↑)は、葉上で休息するゴマダラチョウ。

蝶相が豊かで嬉しくなりましたが、グループでの一列歩行なので勝手に蝶を追う訳にはいきませんでした。メンバーに次々に出てくる蝶の名前を教えられたことで良しとしましょう。



昆虫の揺籃。オトシブミ(落し文)の揺籃よりは葉の巻き方が少ないですが、隣り合って4個、円筒状に巻かれていました。



湿った斜面に咲くヤブミョウガ。広町緑地のあちこちで見られ印象的でした。
ヤブミョウガ(ツユクサ科ヤブミョウガ属)
関東地方以西の本州、四国、九州の暖地に生育する多年草。常緑広葉樹林域の谷筋や林縁などに見られます。葉の形がミョウガに似るのでこの名になりました。夏期は8月。          (続く)



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2 コメント

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Unknown (silkcotton)
2011-07-31 09:34:21
昔鎌倉に行った時に同じ植物でも何でこんなに色もきれいで、おおきいの?と思ったことがありましたが、空気がきれいなのでしょうか?こういう講座があって教えられながら古道を歩くのはいいですね。

奈良でもそういうのがあると聞きました。古を一人で歩くのもいいですがいろいろ教えられて歩くとまた違う世界が広がりますね。
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silkcottonさん (twoguitar)
2011-07-31 16:08:00
鎌倉の植物のイキの良いのは、海岸に近いので空気が澄み、紫外線もよく届くというような環境も幸いしているかもしれないですね。
鎌倉の古道は詳しい人しか判らないので、こうして案內・説明してもらいながら歩くのは楽しいですね。
大学の先輩が最近、横浜の観光案内のボランティアを始めたと聞きましたが、人の役に立てることもその人の人生を豊かにするのではと思います。
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