オフィス近くのビルとビルの間に残された小さな自然に、イイギリの大きな木が生えています。葉の落ちたこの季節はブドウの房のような赤い実が鮮やかで、まるで空から降ってくるようです。
昔、飯をこの大きな葉で包んだことから飯桐(イイギリ)と名づけられたとのこと。
この実は美味しくないので鳥たちは最後まで食べません。糖味、酸味、油をほとんど感じない淡白な味だそうです。イイギリは、一つの実にエネルギーを注ぎこむことをしない代わりにたくさんの実を付ける。厳冬期に何も食べ物がなくなると鳥たちは結局はイイギリの実を食べることになる。イイギリの戦略は、質より量で子孫を残す機会を増やそうとするのだそうです。
家の近くを歩いていたら、食べ物が乏しくなってきた様子で、柿の実をスズメたちがつついて食べている光景を目にするようになりました。でも、隣の家には実がたわわになっているのに、ひとつも食べられていない木もあります。これは渋柿なのかもしれません。
昔、飯をこの大きな葉で包んだことから飯桐(イイギリ)と名づけられたとのこと。
この実は美味しくないので鳥たちは最後まで食べません。糖味、酸味、油をほとんど感じない淡白な味だそうです。イイギリは、一つの実にエネルギーを注ぎこむことをしない代わりにたくさんの実を付ける。厳冬期に何も食べ物がなくなると鳥たちは結局はイイギリの実を食べることになる。イイギリの戦略は、質より量で子孫を残す機会を増やそうとするのだそうです。
家の近くを歩いていたら、食べ物が乏しくなってきた様子で、柿の実をスズメたちがつついて食べている光景を目にするようになりました。でも、隣の家には実がたわわになっているのに、ひとつも食べられていない木もあります。これは渋柿なのかもしれません。