ようやく秋らしくなってきた日、郊外の里山を歩きました。
キタテハ秋型(10月5日、八王子市)
草地の斜面でキタテハの秋型が飛び、コセンダングサで吸蜜していました。
ミドリヒョウモン♀(1)
ミドリヒョウモンは、特に雌が多数見られました。写真は地面に下りて産卵行動した後、草の上で小休止する雌です。
ミドリヒョウモン♀(2)
翅が破損し鱗粉も落ちかけたミドリヒョウモンの雌が桜の幹の樹皮で産卵行動し、さらに舞い上がる。一旦草地に下りて小休止。再び別の桜の幹に上る。最後の務めを必死に行なう姿は痛々しいほどでした。
ミドリヒョウモンは6月に出現し、低地では7,8月は夏眠し9月に再び現れ子孫を残します。その幼虫が越冬します。山間部のミドリヒョウモンは夏でも活動しています。
ブッドレアに集うミドリヒョウモン
ブッドレアの花にミドリヒョウモンの雄2頭、雌2頭が集まってしきりに吸蜜していました。
そのうち、雄と雌のペアが求愛飛翔を始める。雄は雌の飛ぶ下を潜って雌の前方に浮上し、雌の上になり雌が前進するのを待ち、再び雌の後方からストンと落ち雌の下を潜り抜ける。前進しながら雌の周りをグルグルと飛行していました。このようなスタイルの求愛飛翔は初めて見ました。
10月のこの時期に至ってもまだその気力が残っているのかと感心。
コムラサキの実とヤマトシジミ♀
コムラサキの実に反応してヤマトシジミの雌がその紫色の実に止まり、花じゃないのを悟ったのか、近くに休止しました。
ユウガギク
この季節花は少なく、アザミ、コセンダングサ、ユウガギクが目立つ程度でした。キチョウ、ミドリヒョウモン以外は少なく感じました。
キタテハ秋型(10月5日、八王子市)
草地の斜面でキタテハの秋型が飛び、コセンダングサで吸蜜していました。
ミドリヒョウモン♀(1)
ミドリヒョウモンは、特に雌が多数見られました。写真は地面に下りて産卵行動した後、草の上で小休止する雌です。
ミドリヒョウモン♀(2)
翅が破損し鱗粉も落ちかけたミドリヒョウモンの雌が桜の幹の樹皮で産卵行動し、さらに舞い上がる。一旦草地に下りて小休止。再び別の桜の幹に上る。最後の務めを必死に行なう姿は痛々しいほどでした。
ミドリヒョウモンは6月に出現し、低地では7,8月は夏眠し9月に再び現れ子孫を残します。その幼虫が越冬します。山間部のミドリヒョウモンは夏でも活動しています。
ブッドレアに集うミドリヒョウモン
ブッドレアの花にミドリヒョウモンの雄2頭、雌2頭が集まってしきりに吸蜜していました。
そのうち、雄と雌のペアが求愛飛翔を始める。雄は雌の飛ぶ下を潜って雌の前方に浮上し、雌の上になり雌が前進するのを待ち、再び雌の後方からストンと落ち雌の下を潜り抜ける。前進しながら雌の周りをグルグルと飛行していました。このようなスタイルの求愛飛翔は初めて見ました。
10月のこの時期に至ってもまだその気力が残っているのかと感心。
コムラサキの実とヤマトシジミ♀
コムラサキの実に反応してヤマトシジミの雌がその紫色の実に止まり、花じゃないのを悟ったのか、近くに休止しました。
ユウガギク
この季節花は少なく、アザミ、コセンダングサ、ユウガギクが目立つ程度でした。キチョウ、ミドリヒョウモン以外は少なく感じました。
そういえば、里山の秋はキク科の花が目立つ程度ですね。
産卵している姿を見ると、ただただ頭が下がるばかりです。
こちらでは郊外を歩いても滅多に見かけなくなりました。
きょうはセイタカアワダチソウで沢山のキタテハを見かけました。
いよいよ越冬種の割合が増えてきたようですね。
ミドリヒョウモンは、翅がボロボロになった個体を多く見かけますね。必死に産卵する姿がよく見られ、感動させられますね。
もう10月半ば過ぎですから、里に降りてきたヒョウモン類ともそろそろお別れの時期ですね。
こちらでもテングチョウ、キタテハなど多くの蝶がセイタカアワダチソウに集まっていました。雑木林の中は蝶影もなく寂しくなりましたね。