8月10日、久しぶりにアークカラヤン広場に昼休みコンサートを聴きに行きました。PELEという12人編成のスチールパンの演奏。文字通りスチール製の大きなフライパンのような形の楽器の内側を、木の棒の先にゴムを取り付けたものでたたいて音を出す。
音の高い順にテナーパン(中央前列の4台)、セカンドパン(二列目、パンの深さが増大)、ギターパン(右端、ドラム缶の半分の深さ)、セロパン、ベースパンがあり、ベースパンはドラム缶の大きさだ。それらのスチールパン類のほかに、ドラムスとパーカッションが加わり、12人編成で演奏していました。カリブ海に浮かぶトリニダードトバコで生まれた楽器で、20世紀最大のアコースティック楽器発明と呼ばれているそうです。
演奏されたトリニダードトバコの民族音楽は、打楽器のリズムに合わせて金属音が激しく鳴りひびき、暑い夏を象徴するような情熱的な音楽でした。
バッハのG線上のアリアが演奏される。一番高音のテナーパン4台は、バイオリンの役割か。まったく新しいG線上のアリアのサウンドがかもし出される。スチール製の楽器だが、力をセーブして叩くと思いのほか柔らかい音色であのバッハの世界が広がっていました。
こんな楽器を見たことも聞いたこともなく、びっくりです。しかも、どこを叩くとよいのやら難しそう。楽譜を用いずに、すべて編曲者が教えたとおりに覚えこんで演奏していると紹介がありました。
興味深かったので、終演後に舞台に駆け寄り、一番高い音を出すテナーパンの内側を見せてもらう。29もの丸い平らな面があり、外側から半音階ずつ音階が上がって、なんと29もの音を出すことができ、1つのスチールパンで2オクターブ半も出すことができるとのことでした。
演奏の合間に、1年に一度、トリニダードトバコの楽器製作者にチューニングをしてもらうとの話がありました。パンの平らな面を叩きなおしてチューニングするのでしょうか。とにかく不思議な魅力を秘めた楽器演奏でした。
テナーパン
音の高い順にテナーパン(中央前列の4台)、セカンドパン(二列目、パンの深さが増大)、ギターパン(右端、ドラム缶の半分の深さ)、セロパン、ベースパンがあり、ベースパンはドラム缶の大きさだ。それらのスチールパン類のほかに、ドラムスとパーカッションが加わり、12人編成で演奏していました。カリブ海に浮かぶトリニダードトバコで生まれた楽器で、20世紀最大のアコースティック楽器発明と呼ばれているそうです。
演奏されたトリニダードトバコの民族音楽は、打楽器のリズムに合わせて金属音が激しく鳴りひびき、暑い夏を象徴するような情熱的な音楽でした。
バッハのG線上のアリアが演奏される。一番高音のテナーパン4台は、バイオリンの役割か。まったく新しいG線上のアリアのサウンドがかもし出される。スチール製の楽器だが、力をセーブして叩くと思いのほか柔らかい音色であのバッハの世界が広がっていました。
こんな楽器を見たことも聞いたこともなく、びっくりです。しかも、どこを叩くとよいのやら難しそう。楽譜を用いずに、すべて編曲者が教えたとおりに覚えこんで演奏していると紹介がありました。
興味深かったので、終演後に舞台に駆け寄り、一番高い音を出すテナーパンの内側を見せてもらう。29もの丸い平らな面があり、外側から半音階ずつ音階が上がって、なんと29もの音を出すことができ、1つのスチールパンで2オクターブ半も出すことができるとのことでした。
演奏の合間に、1年に一度、トリニダードトバコの楽器製作者にチューニングをしてもらうとの話がありました。パンの平らな面を叩きなおしてチューニングするのでしょうか。とにかく不思議な魅力を秘めた楽器演奏でした。
テナーパン
夏の暑さを忘れさせてくれそうな、爽快な演奏だったのでしょうね。