四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

阿蘇山へ(2) ウラギンヒョウモンの観察

2015-09-25 15:10:00 | 
「しょうちゃんの雑記蝶」shouchanさんのご案内で、阿蘇山・九重山を回り、蝶を探索しました。

標高約650mのやや湿り気のある草地で、運良く夏眠明けのウラギンヒョウモン♀が草や枯葉の上に舞い降り、歩いて産卵場所を探しているのを見つけました。

ウラギンヒョウモン♀ A

草の上


枯葉の上


腹端を葉の隙間に挿入し産卵姿勢に。近くにハート型の葉のスミレがあるので、スミレを感知した上で産卵しようとしているのかもしれません。




深い位置に挿入。地面に近い場所を選ぶように見えます。




20~30m離れたところは、別の♀が熱心にツクシアザミで吸蜜していました。産卵行動をとるもの、吸蜜するものが同時刻におり、思い思いのペースで生活している様子でした。

ウラギンヒョウモン♀ B





別の観察場所に移動。こちらは標高約900mのいくらか乾燥した草地で、日の陰るなか、1頭の♀が産卵場所探し中でした。

ウラギンヒョウモン♀ C


shouchanさん、色々お世話になり有難うございました。

その他の蝶は、後日報告とします。

♪ ♪ ♪

カメラ:Panasonic LUMIX DMC-FZ1000
撮影日:9月18日

今までマクロレンズ装着のニコン D7000と18-55mmレンズ装着のニコン D60の2台の一眼レフを持ち歩いていましたが、5泊6日の旅程では重く嵩張るので、今回上記機種を購入しました。撮像素子の種類は1型、ニコン一眼レフとコンパクトデジカメの真ん中あたりのサイズです。1本のレンズで25~400mmのズーム撮影ができ、マクロ撮影機能もあります。Nikon一眼レフと使い勝手が異なり手間取ることもありますが、軽いのと被写界深度が深くなる点は良いですね。マクロレンズでの近接撮影にはピント合わせに手こずっています。

                         (続く)

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
shouchanさんへ (twoguitar)
2015-09-27 10:02:24
パソコンで確認すると概ねよくピントが合っており、安堵しました。
露出補正などもっと円滑に操作できるよう使いこなしたいと思います。
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噴火した翌日に阿蘇山にお出かけだったのですね。 (えむり)
2015-09-27 16:52:31
私が以前行った時もガス規制で火口には、近寄れませんでした。
夏眠明けのウラギンヒョウモンに会えてよかったですね。
他の蝶も楽しみにしています。
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えむりさんへ (twoguitar)
2015-09-27 18:03:17
噴石や灰を噴出する噴火は、最初の14日だけだったようで助かりました。
火口原の広いことには驚かされました。
阿蘇では夏眠明けウラギンヒョウモンに会えましたが、地元では苦戦しています。
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噴火した翌日に阿蘇山に行かれたのですね。 (良さん)
2015-09-27 18:33:00
久しぶりに見る阿蘇山、懐かしいです。
翅が痛んでいないウラギンヒョウモンばかりですね。
今日佐久市で見たミドリヒョウモンの翅は、かなり痛んでいました
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その辺にスミレはたくさんあるのに、ツマグロヒ (uke-en)
2015-09-27 19:26:27
ョウモン以外はヒョウモンの産卵シーンは見かけ
たことがありません。始終見守っている庭にはス
ミレがない上、ヒョウモンの絶対数が少ないから
でしょうか。
忘れがちですが、メスグロヒョウモンが木に産卵
しているのは、2回ほど見かけています。

シジミチョウのように、時期には朝から夕方まで
産卵を繰り返すものがありますが、ヒョウモンは
どんなものでしょうね。

タテハチョウ科のレベルでも、産卵シーンを見た
記憶があるのは、アカタテハ、テングチョウ、ゴ
マダラチョウ!くらいです。
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良さんへ (twoguitar)
2015-09-28 20:18:52
ウラギンヒョウモンの♀は、夏眠から覚めたばかりなのでしょう、キレイなものばかりでした。
ミドリヒョウモンは、高標高地で活動していたものが里に下りてくることも多いので、長期間の活動のため翅の痛みが激しいものも出てきますね。
翅の痛み具合は、どこで夏を過ごしていたかを反映しているように思います。
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uke-enさんへ (twoguitar)
2015-09-28 20:25:43
ヒョウモンの仲間の産卵シーンはなかなか見られません。もっともよく見るのは、アカボシゴマダラ、アゲハチョウですね。
ミドリヒョウモンも樹木の幹を上りながら産卵姿勢をとっているのをよく見かけます。
次つぎに移動しながら産卵行動していくので、卵を探すのがつい億劫になってしまいます。

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