四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

アオバトを見に照ケ崎海岸へ(1)

2007-08-22 11:21:00 | 
アオバトが海水を飲む場所として有名な大磯照ケ崎海岸を訪れました。
アオバトは、夏の朝7時から8時ころが飛来のピークと「アオバトのふしぎ」に書いてあったので、7時過ぎに海岸に到着。何十羽ものアオバトが上空を旋回し、そして海岸の岩礁に舞い降ります。集団が真上を通るとき、喉から胸の色が揃って黄色と白に見えて美しい。しばらくすると、幸運にも1羽が直ぐ近くの岩に止まってくれました。


直ぐ近くに舞い降りた雌

73歳になるというおじさんによると、照ケ崎海岸の岩礁は、大正12年の関東大震災で隆起してできたものだから、それ以前にはなかった。アオバトは大震災後にここに来るようになったのだろう、とのこと。なるほど、するとそれ以前はどこで海水を飲んでいたのか、という新たな疑問が湧いてきます。


照ケ崎海岸の岩礁と表面の穴

この磯に潜るとムラサキウニ、バフンウニなどがいるが、あの岩にあるお椀の形の穴は、岩が水面下にあった時代にムラサキウニが作ったものだ。あの穴があるからそこに海水が溜まり、アオバトが嘴を突っ込んで飲むことができる・・・磯のすべてを知るおじさんならではの説明です。
あそこに「こまたんアオバト探検隊」の先生がいるから話を聞くといいよと教えてくれました。              

こまたん著,“アオバトのふしぎ”,エッチエスケー(2004)


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6 コメント

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アオバト、近くの岩に来てくれてよかったですね。 (えむり)
2007-08-22 16:00:44
私が行った時は、なかなか近くでは撮れませんでした。
群れになって飛んでくると本当に見とれてしまうくらいきれいですね。
時間が経つのを忘れてしまいますね。
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えむりさん (twoguitar)
2007-08-22 20:31:38
岩の近くに来てくれたのはサービスだったのでしょうか。大きな望遠レンズで撮影する人はよく飛んでくる遠い岩に向けていましたが、軽いカメラだったので本当にラッキーでした。
群れの美しさは行って見ないと分かりませんね。
昨日は日差しが強くて日陰がなくなる10時ころ引き上げました。
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前にえむりさんのブログで、大磯照ケ崎海岸のアオバトが海水を飲む場所だと知りました。 (オコジョ)
2007-08-22 20:53:18
不思議すね。
常に飲むのでなく、繁殖期のみ飲むとか・・・
繁殖のために必要なのでしょうか・・・
続き、楽しみです。

アサギマダラもいろいろ、不思議なことがありますね。
自然は、こうしたことがいっぱい
だから楽しいですね。
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アオバト、綺麗な色ですね。 (Y&Y)
2007-08-22 21:30:16
それに、振り向いた姿も、なんだかとても可愛いです。
以前にも、ここ照ケ崎海岸に来る・・・と書いていらっしゃいましたね?
えむりさんのブログでも見せていただいた事がありました。
近いですし、行ってみようかな~?
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オコジョさん (twoguitar)
2007-08-25 07:30:09
飲むのは、ミネラルバランスを整えるためとの説があるようです。でも、他の鳥が海水を飲まないのに何故アオバトだけという謎が残りますね。
アサギマダラの集合地にも行ってみたいです。
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Y&Yさん (twoguitar)
2007-08-25 07:34:09
大磯には毎日必ずたくさん飛んできます。次から次と数十羽の集団で空を旋回してきます。いいですよ。朝7時から8時がピークです。近いのでぜひおでかけください。
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