四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

ガーデンプレイスクワイヤ定演

2006-07-09 21:31:00 | 音楽
ガーデンプレイスクワイヤの第27回定期演奏会を聴いてきました。
この合唱団は、サッポロビールのメセナ活動の一環として1996年に創立され、宗教曲を中心に演奏活動しています。

第1ステージは、J.S.バッハ モテット1番「新しい歌を主に向って歌え」
その第2部と第3部は、各25人の第1合唱隊、第2合唱隊が左右に位置して歌いました。左右とも澄んだ声の混声で、それが交互に対話するように歌っています。第4部では2つの合唱隊が合同して規模の大きい合唱となりました。音質も響きも均質で素晴らしい演奏でした。

第2ステージは、メンデルスゾーンの「3つの詩篇より」。
各パートの重なりがハーモニーを奏でるメンデルスゾーンの合唱曲も本当に美しいと感じました。

第3ステージは、ブラームス「2つのモテット、OP.72」
これは、9月9日の自分たちの定演でも取り上げる曲だけに、どのように歌い上げるのか、強い関心をもって聴いてきました。
全体に、やわらかい響きで、4パートが溶け合うような感じにまとめています。10年間、宗教曲を経験してきただけあって、無理しない発声で楽に歌っています。第2曲(O Heiland)は、楽章ごとに緩急の変化を付けたり、膨らませる工夫をしたりしています。
自分たちは、まだまだ楽曲ごとの特徴とかトーンをつかみきれていませんが、これからの仕上げでは、その辺も意識して臨みたいものだと感じました。

創立以来の団風=ビールをこよなく愛し・・・とあります。和気藹々とした雰囲気が感じられるような演奏会でした。

Sop16、Alt16、Ten10、Bas12、合計54名
舞台で数えたら女声28、男声21、合計49名。


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3 コメント

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Unknown (silkcotton)
2006-07-12 03:20:42
ハーモニーのよさはやはりそういう団の中の、人同士のつながりを大事にする所にあるのでしょうね。ビールをこよなく愛しですか!昔見たドイツ映画の酒場で学生たちが飲み歌い、盛り上がっているのを思い出します。何の映画だったのか?
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毎週木曜日に、麦酒記念館で練習をして、終わったらみんなで麦酒なのだそうです。 (twoguitar)
2006-07-13 22:19:25
団長は30代?の女性で、アナウンサーのように、その場をつかんで、人を暖かく包み込むような挨拶をしていました。
ドイツの映画のシーンが目に浮かぶようですね(同様に何の映画だったか名前が思い出せない)。
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このたびはマイブログへのご投稿ありがとう御座いました。 (縞猫)
2006-07-15 18:13:09
合唱曲は殆ど存じ上げませんが、素晴らしい合唱曲を聴くと決まって
「肉声の表現力にはどんな楽器アンサンブルもかなわない」
と言う気持ちになります。
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